「逆境の哲学⑥」~様々な事例に学ぶ「運」と「ツキ」と「節目」の研究~

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学び
(3)「ツキ」をもたらす「性格転換」と「人間関係転換」
②「人間関係転換」の基本技術に習熟すると「ツキ」を呼び込める

●「人から学ぶ」気持ちがあれば誰とでも合うもので、「聞き上手」→「質問上手」→「議論上手」という3段階になります。「話し上手」になるより、「聞き上手」になる方が簡単で、誰にでも出来る方法です。そして、一方的、聞きっ放しになるのではなく、「ピンポイント」で質問をする「質問上手」になることが出来れば、聞く立場でありながら、相手にもプラスを与えることが出来るようになります。そして、継続的に「ピンポイント質問」を発することが出来るようになれば、それほどしゃべらなくても、「議論上手」になる道が開かれてくるわけです。

●「運命の反復」(離婚、自殺など)や「トラウマ」(精神的外傷、心の傷)を解決するためには、「同じ立場」を再現して、「逆の立場」で引っくり返す「やり直し」「元返し」が必要です。
 例えば、「殺人者の心理」を迫真の筆で描いたドストエフスキーは、先祖に多数の殺人者と聖職者がいたことが知られています。ドストエフスキー自身は実際に殺人を犯したことはりませんが、いくつもの小説の中で「殺人者」と「心の清い信仰者」が登場して激しい葛藤を演じているのは、「運命の反復」現象と見られています。ドストエフスキーはここで「昇華」することが出来たがゆえに、実際に殺人を犯すことはありませんでしが、「昇華」出来なければ、先祖と同じことを繰り返した可能性がありますまた、両親が離婚していると、子供が離婚するリスクも高くなりますが、子供は両親が陥った状況・心情を通過する可能性があることを熟知して、意識的努力をしないと、「運命の反復」が起き得るのです。
 また、「人間関係は人間関係でしか買えない」と言われるように、親子関係や友達関係、男女関係などで傷を負った場合には、同じように親子関係・友達関係・男女関係で修復・充実をする以外に道がありません。ただ、不思議なことに、父親との関係が悪い人なら「父親的存在」「父親との関係を修復するための人物」というように、「必要な時に必要な人」と出会っていることが多くあり、こうした「出会いの意味」「出会いの必然性」(これがすなわち「縁」です)を見抜けないと、チャンスを流してしまうことになってしまうのです。

●「自分よりもっと悲惨な立場から這い上がってきた人」が「メンター」(指導教師)になります。そして、「メンター」に恵まれた人は自分自身も「メンター」にならなければなりません。親やメンターへの「恩返し」は不可能であり、「恩返し」は子や次の人へするものだと考えるべきです。

●「してもらってうれしかったこと」はプラスα(自分なりの工夫)を加えて人にもしてあげる、「してもらえなくて(されてしまって)悲しかったこと」は絶対に人にしない(自分の所で終わらせる)という2大原則が「人間関係」を劇的に変えていきます。

【ポイント】
 「人間関係転換」に必要なのは「聞き上手→質問上手→議論上手」「やり直し・元返し」「恩返し+悲劇の連鎖の断ち切り」の3つです。
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