テクノロジー「AI必要?AIいらない?」
記事
IT・テクノロジー
職場でこんな光景を見た事はないでしょうか
ある人は当たり前にAIを使いメールや資料を
素早く仕上げ一方で別の人は自分には不必要
と殆ど使おうとしない
実はこの分断は個人の性格の違いではなくて
社会全体で起きてる現象です
アメリカ世論調査会社ギャラップが2026年に
行った大規模調査により仕事でAIを使う人は
増えてるがそれでも多くの人は殆ど使わない
事実が判明しました
なぜ同じ職場なのにこんなにも認識が分かれ
仕事のやり方が違うのでしょうか
まずAIを積極的に使ってる人達を見てみると
ギャラップの調査では米国の就業者の半数が
少なくとも年に数回はAIを仕事に使ってると
答えてます
中でも毎日使う人は13%週に数回以上使用は
28%に達しておりAIは既に一部の人のみ使う
珍しい道具ではなくなりつつあります
そしてその効果はかなりはっきりしててAIを
導入してる企業では従業員の65%がAIにより
仕事の生産性効率が改善したと感じてました
具体的にはメールや文章の下書き長い資料の
要約アイデア出し といった作業で役立ってる
と報告されてます
特に効果を実感しているのは管理職や医療職
技術職や専門職です
これらの職種は分析や意思決定文章作成など
情報を扱う仕事が多くAIの得意分野です
また管理職ではAIの効果を強く感じる割合が
一般の従業員より高い事も確認されてます
でもここで重要な事がありAIは確かに仕事を
速くしてますが仕事のやり方を変えた訳では
ないという点です
AIを入れてる企業も仕事の進め方が根本的に
変わったと強く感る人は約1割程度で殆どの
従業員が今までと変わらないと思ってます
これはどういう事かというとAIはあくまでも
個々の作業を効率化する道具とし使われてる
段階にあるという事です
例えば資料作成が速くなっても承認の流れや
会議の進め方や役割分担といった会社全体の
仕組みが変わらないと組織としての働き方は
大きく変わりません
いまの所AIは個々の作業を助ける段階にあり
会社全体の流れとか役割分担まで作り替える
強い影響力は持ってないのです
続いてAIを活用しない人についてどんな事が
解ってるか考慮しましょう
AIは便利なのにまだ多くの人が使わないのは
なぜでしょうか
調査によると米国の従業員の約半数は仕事で
AIを年に1回しか使わないか殆ど使ってない
と答えてます
更に社内で独自のAIが使える環境でもあえて
使わない人は少なくありません
その訳で1番多いのは今のやり方で十分だと
判断する人が多かったのです
実に46%の人がこれを理由に挙げててこれは
単なる頑固さではありません
既に自分のやり方で問題なく仕事が回ってる
社員にとってAIを導入する事は効率化でなく
新しい手順を覚える負担になるからです
更にAIを使わない訳はそれだけで無く4割の
社員は倫理的にAIに反対してるとかデータの
プライバシーに不安があるや自分の仕事には
役立たないと感じてると等の訳を挙げてます
また実務上の問題も見逃せずAIは時に誤った
情報を出す事があり法律の様に正確さが強く
求められる分野などはこうした誤りが大きな
リスクになります
加えて使い方が解らないという問題もあって
AIは導入すれば自動的に効果が出る訳でなく
どこに使いどこは人が確認すべきかを理解し
初めて力を発揮します
そのため予備知識がない人程AIのメリットを
実感しにくいのです
つまりAIを使わない理由は単に技術が難しい
と言う訳だけでなく信頼や習慣や価値観など
この問題を自己解決して使う事が出来るかの
不安が重くのしかかってます
更に今回の調査でAIを導入してる企業の社員
23%が5年以内に自分の仕事がなくなるのでは
と危機感を感じてました
便利を実感する人が増える一方でAIが職場に
入り込む程この先は自分の仕事がどうなるか
という不安も強まってる事がうかがえます
AIは確実に今後職場に広がり仕事を効率化し
その一方で人々の間には使う人と使わない人
という分断が生まれてます
そしてその分断は単なるスキルの差ではなく
AI技術をどこまで信じどう仕事に取り込むか
という考え方の違いから生まれてる様です