幸せになりたければ、自己を捨てること。
幸せになりたい
◯◯があれば幸せなのに
どうしたら幸せになれるんだろう
そんな風に考えてしまうことはありませんか?
しかし実際は、幸せにこだわればこだわるほど、幸せはどんどん遠くに行ってしまいます。
幸せを望めば望むほど、「今の自分は不幸である」ということが強調され、今ある幸せを感じづらくなるのです。
ではどうしたら良いのでしょうか?
幸福に対しての考え方として、無我と自己中心性というものがあります。
無我とは、自分というとらわれから離れること。
自分という実体はなく、自分は周りと依存し合って生きているという感覚を持つことです。
自己中心性とは、自分という実体を感じること。
自分は独立した存在、個人だと感じることで、周りと自分は別の存在という認識を持つことです。
最近は、個人の時代と呼ばれ、より独立した個人を意識することが多くなったのではないでしょうか。
ですが実際は、個人という実体から離れた無我の状態こそ、より安定した精神状態でいることができます。
SNSなどで幸せそうな人を見て、自分なんて…と思うこともあるかと思います。
それは自分を独立した存在であると認識しているからこそです。
そうではなく、自分は周囲と依存し合い生きていて、自分という個人の存在はなく、自分は大きな流れのうちのひとつでしかない、と考えてみましょう。
自分や他人という枠にこだわらず、周りの方々に感謝しながら過ごしてみて下さいね。
皆様の人生が少しでもより良いものになりますように。