【小規模企業持続化補助金】補助事業計画③ ~審査項目をカバーする~
今回のテーマは、審査項目をカバーする、です。これは、通常の事業計画の考え方だけでは明確に書きづらい⇒点数が入らなくなる、可能性が高い項目です。1.審査基準のおさらい 改めて、審査基準をおさらいします。◇補助事業計画は具体的で、当該小規模事業者にとって実現可能性が高いものとなっているか。
◇地道な販路開拓を目指すものとして、補助事業計画は、経営計画の今後の方針・目標を達成するために必要かつ有効なものか。◇補助事業計画に小規模事業者ならではの創意工夫の特徴があるか。◇補助事業計画には、ITを有効に活用する取り組みが見られるか。 この中で、「地道な販路開拓」、「小規模事業者ならではの創意工夫」、「ITを有効に活用する取り組み」は、明確にアピールする必要があります。2.地道な販路開拓への取り組み この文言だけではわかりづらいですね(笑)。端的にいうと、①広告などお金を使った宣伝にとどまらない「プラスアルファ」の努力②声掛けなどの顧客への直接的な働きかけ ①は、お金を使うだけでは工夫が足りない、という審査側の目線がすけてみえます。確かに、広告をリリースするだけで自然に顧客が増える、とは思えませんよね。 来店客が広告を見ている際にアンケートやヒアリングにより効果測定し改善する、どのPOPや店内広告で顧客が足を止めているか、を実際に自分の目で観察する、など、広告等の改善につながる行動、を記載しましょう。これで「広告を出しっぱなしではなくちゃんと地道な努力をしているんだな」と審査員も考えます。 ②は、POPや店内広告で顧客が足を止めたときに、顧客がなぜ足を止めたのか?どのあたりが気になって
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