小規模企業持続補助金とは?② ~メリット編~

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ビジネス・マーケティング
 今回は、小規模企業持続化補助金のメリットについて説明します。

 補助金で2/3補助される点がメリットなのは当然として、それ以外にも2つメリットがあります。

メリット1:事業でやるべきことの優先順位や留意点が明確になる

 この補助金ではスケジュールを作成します。例えば、
・広告の中に顧客の声を入れたい
・広告を打つ前に、顧客の声をヒアリングし、まとめる時間が必要になる
・広告を発注してから、完成・配布に〇ケ月かかるので、売上が上がるのは最短でも〇月から
などと、漠然と広告を打つ、と考えていたものが、「いつ何をやるべきか?」の優先順位が明確になります。

 また、目標が明確になります。
この補助金では、投資の回収計画が必要です。例えば、広告費を100万円かけるとしたら、この広告費を何年間で回収するのか?を明記します。
 さらに、広告費100万をペイ=粗利100万円を獲得するには、売上が○○必要で、そのためには、客数を○○、客単価を○○に上げる必要がある。客数upへの必要な仕掛けをこの時期には仕掛けて・・・、というストーリーも重要な記載内容なので、書いているうちに自然とやるべきこと・留意点が明確になります。
 「書くこと」は脳の活性化に有効です。実際に計画を作成することで思考が整理され、必要なことのモレをなくしたり、不要なことの重複がなくなります。

2.広告費の「トライ&エラー」で最適な宣伝方法がわかる

 広告費は補助金の対象です。
 広告は実際に出すまで、なかなか成果が予測しづらいものです。そのため、いろいろな媒体で実験する必要がありますが、補助金を活用すると、本来かかる金額の1/3で試すことができます。
 グーグル、フェイスブック、ツイッター、DMなど、様々な方法を試すにはお金がかかりますが、補助金活用により、75万円分の広告費負担が25万円で済むので、少ないコストで多くの方法を試すことができます。
 このトライ&エラーを行えば、補助金額分を使うころには、かなりのデータがたまって、最適な媒体探しができるのではないでしょうか?


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