生きるのって大変だねと言われた日
先日、5歳になる娘がふいに「お父さん、生きるのって大変だね」と諭すように言ってきたので思わず笑ってしまいました。笑うと「何で笑う!」と怒るので「ごめんごめん」とあやまりました。何で急にそう思ったの?と聞くと「なんとなくそう思ったから」と言いました。TVや誰かのセリフを覚えたというわけではなさそうです。じゃあなぜそのようなことを聞かれるのかを考えてみました。可能性として・最近忙しいといって遊んでくれないから(遊んでと言われても険しい顔で「今忙しい」「大変だ」と言って断っていた)…ということしか思い浮かびませんでした。その時に改めて、「何が一番大事なのか?」ということを思い出しました。多くの親がそうであるように、わたしも子供と一緒にいる時間、家族で一緒でいられる限られた時間を大事にしよう、と以前に決めたのでした。それなのに、毎日の雑務に追われて、最近は娘と遊んであげる時間が減ってきていました。遊んであげている最中も、やることが頭の中がいっぱいで上の空でした。もしかしたら、それが態度や顔に出ていたのかもしれません。それを見た娘は「生きるのはしんどいんだな」と感じ取ったのかもしれません。だとしたら、親としてできることはこれから「生きることは楽しいこと」という手本を見せてあげることです。小学生なろうという子供に「学校というところは決まり厳しくて、いじめもあって、勉強もしないと怒られる。辛いよ」ということを教える親はいません。同じようにこれから大人になる子供に「大人になると働いて税金を納めないといけないし、親や子供を養わないといけないし、しんどいよ」と教える親もいません。でも実際に大人が口
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