恋愛心理学Tips「恋愛の色彩理論①」
恋愛心理学って、ご存じですか?分類的には、心理学の中の「社会心理学」で扱われています。対人関係のなかでも、「恋愛」という(大体いおいて)1:1の親密な関係についてを扱う心理学です。恋愛は古今東西、物語や戯曲、詩や芸術などで様々に人々を魅了する、普遍のテーマです。そんな恋愛について、心理学のさまざまな理論をご紹介していきたいと思います。今回取り上げるのは「恋愛の色彩理論」です。少し長くなるので、2回に分けて投稿します。カナダの心理学者、Lee(John Alan Lee)は、恋愛行動(ラブスタイル)を6つに分類し、恋愛の色彩理論と名付けました。この理論は、基本の3つ(Eros,Ludus,Storge)とその混合型の3つ(Pragma,Mania,Agape)を色相環のように視覚的に捕らえているのが特徴です。6つの分類の愛のスタイルは、それぞれ以下のような特徴があります。エロス(Eros)~情熱的な愛~(赤)恋愛を最高のものと考えるラブスタイル。恋人を最高の存在と捉える、情熱的でロマンティックな恋愛。相手の外見・容姿に一目ぼれしたり、性的な魅力に魅了される形の恋愛。ルダス(Ludus)~遊びの愛~(青)恋愛をゲームとして捉え、自分の楽しみを優先するラブスタイル。同時に複数の相手と恋愛ができる人も多い。プライバシー侵害されることを嫌い、安定した関係を望まない形の恋愛。ストルゲ(Storge)~友情の愛~(黄)穏やかな友情的ラブスタイル。長い時間をかけて愛が生まれるという考え方を持っており、比較的安定した関係を持続させることができる。プラグマ(Pragma)~実用的な愛~(緑)恋愛を
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