こんにちは。とものりです。
医療現場で培った「寄り添い力」・「傾聴力」を活かして、電話相談をしています。
突然ですが
「次の中から誤っているものを選びなさい」
という4択問題が出たときのことを思い出してください。
・〇〇のときは「絶対に」□□□である
・〇〇のときは「必ず」□□□しなければならない
みたいな問題がありましたよね?
それを見つけた瞬間
「ラッキー!」と、深く考えずに選択しませんでしたか?
それが引っかけ問題であることなど考えもせずに!
実はこれ、僕がやってしまった失敗なんです。
「絶対に」・「必ず」と書いてある場合は、「絶対に間違いである」
そう思い込んでいたことで、減点になってしまったんですね。
ん~、もったいない。
ちなみにこのテストでは頭のいい友人も同じミスをしていたので、「絶対に」の強さを感じました。
(本題まだ?)
お待たせしました! これから本題に入ります!
「絶対に」と思ったときは、思い込んでいる可能性が高い
電話相談でお話を伺っていると、
「絶対に〇〇」といった言葉を耳にすることがあります。
たとえば
「3日も既読スルーされている。絶対に嫌われた」
「最近やけにそっけない。絶対ほかに好きな女がいる」
「Hの回数が明らかに減った。絶対に浮気されている」
etc.
こういう状態になると、不安になったり怒りが湧いてきたりしますよね。
しかし!
こういう発言が出るときは
・感情が高ぶっていて冷静に判断できていない
・最初に感じたことを「事実」だと思い込んでいる
といったことがよくあります。
不安や怒りなどの感情が強いために、視野が狭くなっているわけですね。
だからこそ
「絶対に」と思ったら、しっかり対策して冷静に判断しようという話です。
「絶対に」と思ったら、「本当にそう?」と考えてみよう
「絶対に〇〇だ」
と思ったときは、「本当にそう?」と考えてみましょう。
これだけで問題が解決することもあります。
電話相談にて(架空の例)
「3日も既読スルーって、絶対に嫌われてますよね」
「既読スルーされると嫌われた気がしますよね。ちなみに、今までそういうことはなかったんですか?」
「あ~……そういえば前もありました」
「そのときはどんな感じでした?」
「私がメッセージ送ったら、ゴメン忘れてたって」
「彼は忘れてただけだったんですね。今回もその可能性はなさそうですか?」
「……あるかもしれません。彼はちょっとルーズなとこがあるので……また忘れてるのかも」
このように冷静に状況を確認してみると、
ただ思い込んでいるだけかも……と気づけることがあります。
「絶対に嫌われた」が間違っている可能性が見えてくるわけです。
それでもやっぱり彼の考えがわからない場合
そんなこと言っても、やっぱり「絶対に〇〇」としか思えないわ!
ということもあると思います。
そういう場合は、誰かに相談してみましょう。
自分では気づけなかったことが見えやすくなります。
「その彼」の話をして、一緒に状況を整理しながら判断してもらう。
そうすると
「あぁ、じゃあ大丈夫そうかな」
となることも多いです。
誰かのことなら客観的に判断できるのに、自分のことだと冷静に考えられなくなる。そういうことは誰にでもありますからね。
まとめ
「絶対に〇〇」と思ったら、「本当にそう?」と自分に問いかけてみましょう。そうすれば思い込みに気づきやすくなります。
人は情報が少ないほど不安になりやすく、悪い想像をしやすくなる傾向にあります。
なので、ある意味「絶対にそうだ」と思い込んでしまうのは仕方がないと言えます。
とはいえ
「絶対に〇〇だ」と思い込んでしまうと
不安になったり、彼との関係性が悪化したり、別れることになったり……そういうことになりかねません。
そうならないために、「絶対に」を疑ってみましょう。
上記の例は人との会話でしたが、自分で自分に問いかけてみても同様の効果があります。よかったら試してみてくださいね(^_^)
ではまたっ。
おまけ:新年のごあいさつ
あけましておめでとうございます。
新年早々、おもちに歯の詰め物を奪われました、とものりです 笑
そんな僕ですが、今年も皆さまのお役に立てるようがんばっていきます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!