相手を傷つけすぎた恋愛は終わる

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こんばんは。
恋愛心理アドバイザー白浜ゆうりです。

今日は復縁が難しいパターンの1つを紹介したいと思います。

自分に明らかな過失があり、信頼関係が崩れているけど相手と復縁したい方に読んでもらえたらと思います。

1. 「相手を傷つけすぎた恋愛」とは


例えば、

・交際中、相手に暴言を吐きまくった
・相手を傷つけ、泣かせることが多かった
・(自分が)浮気を繰り返した
・「会いたい」と何度も言われていたのに、寂しがる相手を放置した
・相手からの連絡を何度も無視した

など。

本記事では「相手が傷つくことが分かっていて、それでも相手を傷つける行為をやめなかった恋愛」=「相手を傷つけすぎた恋愛」と表記します。

愛情を注いで大切にしなければならない交際相手に対し、あえて傷つけてしまうというパターンは意外とよくあるものです。

相手を傷つける背景としては

・自分に精神的な余裕がなかった
・相手が傷つく様子を見て、自分の影響力の強さを知って安心したかった
・相手が悲しんでいることを見て、自分への愛を確認したかった

など、色々な理由があると思います(本記事では傷つける側の心理の解説は割愛します。いずれ別の記事で書けたらと思います)

2.「相手を傷つけすぎた恋愛」は復縁が難しい理由


相手はあなたと一緒にいたかったからこそ、ずっとあなたからの傷を耐えてきた経緯があります。

あなたは相手を傷つける力があったということですから、交際中は思うままに自由に振る舞えたことでしょう。

交際中、相手は悪くないのに先に謝ってあなたの機嫌を伺ったり、あなたと仲良く一緒にいられるように、散々我慢してきたわけです。

そんな相手が別れを決めてしまったらどうなると思いますか?

相手にとって、あなたとの恋愛は「散々傷つけられ、振り回されてきた恋愛」になります。

散々我慢してきた相手は、別れを決意できたときに、解放感を感じるようになります。

「あー、もう我慢しなくて良いんだ!」
「自分の好きなように生きて良いんだ!」
「あの子の機嫌を伺う必要はもうない。」
「もっと、俺を大切にしてくれる相手を見つけたい!!」

という感じですね。

別れる寂しさよりも解放感の方が大きくなってしまうのです。

別れを決意できた相手は、むしろ「なんでここまで我慢してきたんだろ、馬鹿らしい」と思うようにもなります。

交際中、たくさんの我慢を強いられた相手は、別れた後の気持ちの反動も大きいからです。

散々我慢していた相手にとって、あなたは「戻りたくない過去」になってしまうのです。

でも、別れて数ヶ月以上経てば、相手の傷は徐々に癒えてきます。

あなたの良さを思い出せるくらいの余裕ができる場合もあります。

でも、あなたの良さを思い出せても残念ながら「復縁したい」とまで気持ちは高まりづらいです。

相手にとって、あなたは生半可な覚悟で戻れる場所ではないとイメージが残り続けるからです。

なので、「相手を傷つけすぎた恋愛」は復縁が難しいのです。

3.「相手を傷つけすぎた恋愛」での復縁に大切な心構え


相手にとってあなたは「怖い場所」「戻りたくない過去」という事実をまずは受け止めてください。

あなたは相手にとって、それだけの深い傷を残してきています。

別れたからと言って、あなたのしてきたことは帳消しにはならないのです。

復縁のために一番やってはいけないことは、「相手が拒絶しているのに、強引に追いかけ続けること」です。

相手が返事をしていないのに何度も連絡するとか、強引に会いたがるのはNGです。

相手にとってあなたは戻りたくない場所なんですから、気楽な気持ちで連絡はできません。過去と同じように傷つけられそうで会う事なんて怖くてもっとできません。

このタイミングでは、どれだけあなたが愛の言葉を伝え続けても相手は信じることができないのです。

あなたが「もうしないから!もっと大切にするから!!」と声を大にして伝えても、相手は「私をおびき寄せるための罠だ」と思ってしまうからです。

信頼関係が崩れているからこそ、相手は別れを選んでいます。

信用がなくなっている関係性で、どれだけ愛の言葉をささやいても相手の心には響かないのは当然です。

それどころか、「この人、いつも自分のことばかりだな・・・・」と呆れられてしまいます。

別れた後、二人がどれだけ接触できているかにもよりますが、基本的に強引なアプローチはNGということですね。


4.「相手を傷つけすぎた恋愛」での1つの希望


「傷つけすぎた恋愛は復縁無理じゃん、どうしよう・・・」と思ってしまった方も多いと思います。

でも「相手を傷つけすぎた恋愛」にも1つだけ希望はあります。

それは「相手が傷を我慢するほど、あなたのことを過去に愛していた」ということです。

交際中、あなたのことをどうでも良いと思っていたら、最初に傷つけられた段階で相手はすぐに「別れましょう!」と言っています。最初からあなたへの愛情がなかった場合、相手は傷つきすぎるまで耐えることもしていないのです。

相手はあなたのことを愛していたからこそ、あなたが変わると信じて、しばらくの間待っていたんですね。

相手も「できれば別れたくない」という思いをずっと抱えて悩んでいたわけです。

最初から愛情がなかった場合よりも、復縁への希望が見えてきませんか?

5.まとめ


「相手を傷つけすぎた恋愛」で復縁を成功させるために、絶対に必要なことは

あなたが相手を傷つけたことを心から反省し、低姿勢で復縁に臨むこと

です!!

当たり前のことすぎて、記載する必要もないと思いますが。笑

あなたから反省の色が見えず、相手への思いやりも見せなかったら、復縁を叶えることはまず不可能です。

「相手を傷つけすぎた恋愛」での復縁は

・相手が何を望んでいるかをしっかり見極める
・相手の負担にならない距離感を理解する
・相手の負担にならない距離感を維持しながら低姿勢でアプローチ

という戦略になることが多いです。(手順やタイミングはカップルによって様々ですが)

たくさん相手を傷つけて、別れた後は、あなたもたくさん傷ついたと思います。

別れを後悔している人は「相手を傷つけすぎた恋愛は終わってしまう」ということを既に痛いほど分かっていると思います。

傷つけ合う恋愛ではなく、お互いが幸せになれる恋愛ができますように。


























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