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一級建築士施工の問題解説!鉄筋コンクリート造の増打ち耐震壁の増設工事において、コンクリートの打込みを圧入工法で行うに当たって、打込み区画については、1壁ごととし、打継ぎをしなかった

今回は以下の問題を解説します!鉄筋コンクリート造の増打ち耐震壁の増設工事において、コンクリートの打込みを圧入工法で行うに当たって、打込み区画については、1壁ごととし、打継ぎをしなかった。↑一級建築士施工平成22年No.22で出題されていますこの問題は↓のイメージを見るとわかりやすいです。図:増し打ち耐震壁の圧入工法既存の壁(灰色)に耐震壁型枠(赤色)を立てて、ポンプ圧送管よりコンクリートを流し込んでいくイメージです。難しい言葉が使われていますが何をしているかと言われると既存の壁の厚さを増して地震に耐えられるようにしているだけです。あとは打ち継ぎをしていいかどうかを考えるだけです!打ち継ぎとは字のごとく、コンクリートを1回で全て打ち終えるのではなく、複数回に分けて壁を仕上げることを言います。当然、打ち継いだ部分は打ち継いでいない部分に比べて構造的に弱いです。ですので打ち込み区画については1壁ごと(直線状になっている壁)とすることが良いのでこの問題は正しい選択肢となります。過去問解説は以上になります! 今回の内容でわからないことがあったりもっと知りたいことがある方は建築士の学科試験勉強法を以下のサービスにて提供しておりますので見ていただけますと幸いです。今回の内容は当サービス受講生からのご質問でした! 今後も不定期に配信していきますのでフォローなどしていただけますと建築士に関する知識が身につくかと思います。 来年度受験の方、私と一緒に頑張りましょう!
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一級建築士施工の問題解説!高強度コンクリートの自己収縮を抑制するために、所要のワーカビリティーが得られる範囲で、高性能AE減水剤の使用量を増やして単位水量を小さくしたうえで、単位セメント量をできるだけ小さくした。

今回は以下の問題を解説します!高強度コンクリートの自己収縮を抑制するために、所要のワーカビリティーが得られる範囲で、高性能AE減水剤の使用量を増やして単位水量を小さくしたうえで、単位セメント量をできるだけ小さくした。↑一級建築士施工令和2年No.11で出題されていますこの問題文はわかりやすくするとコンクリートが自分で小さくなるのを止めるために、コンクリートとしての性能が発揮される範囲で、コンクリート中の水分を減らす薬品の使用量を増やしてコンクリート中の水分を減らしたうえで、コンクリートに含まれるセメントの量を出来るだけ小さくした。以上のようになります。問題文で問われているのは高性能AE減水剤の使用量を増やして単位水量を小さくしたうえで、単位セメント量をできるだけ小さくした。の箇所です!単位セメント量、単位水量に関しては以前記事にしているのでそちらを見ていただけますと幸いです。高性能AE減水剤を使用するとその名の通り減水=水が減ります。ですので当然単位水量は減ることがわかるかと思います。では単位セメント量を減らすことはできるのでしょうか?ここで、水セメント比という言葉を知っている方は「水が減ったらセメントは増える!」と勘違いされてしまったかもしれません。ここで実際の量に置き換えて考えてみましょう。コンクリート中の水:10セメント:20とすると水セメント比は10/20=0.5=50%となります。減水剤を使用すると水:5セメント:20になったとしましょう。水セメント比は5/20=0.25=25%となります。水セメント比は小さいほど望ましいです。減水剤を使用したことにより水セメント比が
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一級建築士施工の問題解説!計画供用期間の級が「標準」の建築物において、梁部材のせき板の最小存置期間をコンクリートの圧縮強度によるものとしたので、供試体の養生方法を標準養生とした

今回は以下の問題を解説します!計画供用期間の級が「標準」の建築物において、梁部材のせき板の最小存置期間をコンクリートの圧縮強度によるものとしたので、供試体の養生方法を標準養生とした↑一級建築士施工平成26年No.9で出題されています まずは問題の語句を1つずつ解説します。・計画供用期間の級→コンクリートが壊れるまでの時間を計画供用期間と考えてください。 級は短期、標準、長期、超長期があり標準は60年ほどです。・せき板の最小存置期間→梁をコンクリートで作る際に使う型枠をせき板といいます。コンクリートが固まりせき板を取り外すことができるようになるまでの時間を最小存置期間といいます。最小存置期間は日数(20日経ったらせき板外す等)で考えるか、コンクリートの強度がある程度出たら(5N/㎟以上でせき板外す等)で考えます。・養生方法→コンクリートが固まるまでの保護の方法です。標準養生は20℃の水中で養生しています。他にも現場水中養生と現場封かん養生があり、いずれも現場気温で養生し水中or封かん(ビニールなどで包む)の違いがあります。・供試体→強度試験用の試験体です。次は問題文の解説です。先ほど語句解説をしましたがこの問題を解くためにはあまり必要ないです(笑)重要な部分だけ抜き出して整理するとせき板の最小存置期間を圧縮強度によるとしたので、供試体を標準養生とした。となります。せき板の最小存置期間を圧縮強度によって考える場合、当然ですが日数によって考える場合よりも早くせき板を取り外すことができます。早い日数でせき板を取り外されたコンクリートは強度が弱いため、20℃の水中で養生する標準養生にて試
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ビルトイン駐車場

敷地に余裕があれば、駐車場はなるべく建物に組み入れない方が良いと思います。 コスト的にもデザイン的にもデメリットがあるからです。 それでも車を格納したいう方は、下屋(本体の隣に配置して、建物を延長する)にするか、別棟として建てるかという選択になります。 しかし現実には、敷地に限りがあるためビルトインにしなければならないことが少なくありません。 その場合は、駐車スペースの幅に注意しましょう。 駐車場を計画する場合、約2.7メートルあれば充分だと言われています。ただ、その場合、通路幅は、50センチくらいになります。 この幅では、扉の開閉や荷物を持っての行き来などに余裕がありません。 なので、ビルトインの駐車場を確保するなら、目標として3.0メートルを確保したいですね。
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家を建てる時のセカンドオピニオンのすすめ

家を建てるならセカンドオピニオンは、 必要不可欠だと思うんです。  なぜなら、あなたのマイホームを建ててる施工会社の現場監督も設計士まで、その施工会社の社員だったとします。彼らは、会社の方針や利益を優先するために、施工品質を落としてでも施工してしまおうなんてこともあるかもしれません。 皆さんは、ご自身の夢のマイホームの施工現場に行って、チェックできますか? 建築系のお仕事されている方は、別ですが、一般の方は、現場に行っても、 ちゃんと図面や法律通りに施工できているか、分からないと思います。 例えば、あなたがもし重い病気になったとき、別の色々な病院で検査したり、診断したり して複数のお医者さんの意見を聞くはずです。 実は、家づくりも一緒なんです。 木造の場合は、最低、6回は、施工会社に利害関係のない第三者の設計士さんに 見てもらうことをお勧めします。 もしかしたら、検査の過程で欠陥がみつかるかもしれません。 すぐに対応出来たら、あなたのマイホームの病気(欠陥)を治せるのです。 それでは、6回の検査の項目を書いておきます。 これは、住デザインで依頼を受けた場合に、提携する第三者の設計士にお願いする項目ですので、あなたが、依頼する設計士によって多少異なる場合がございます。 あくまでも参考でご覧ください。 セカンドオピニオン 検査内容 木造の住宅建築において建築中の工程検査は、最低6回は必要です。 検査は施工会社と利害関係のない一級建築士により行われます。 検査前に、設計図面確認と打ち合わせを行います。 6回の検査は下記となります。 ①基礎配筋検査 底盤(スラブ) 設計図書と
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設計・施工一貫方式と設計・施工の 分離発注

設計・施工一貫方式と設計・施工の 分離発注について説明します 日本のゼネコンのほとんどが、 設計・施工一貫方式を「売り」にしています。 そういった会社は、自社で設計することで、 設計士と施工スタッフとの 協議がスムーズに行われ コストダウンやトラブルを少なくできる という触れ込みです。 では、実際はどうでしょうか。 確かに、その施工会社が特殊な工法や 特殊な建材を使用して建築する会社なら、 設計士も専門性が必要となりますので、 あなたが、そういう建築物を考えるなら 設計と施工は一貫のほうが良いと思います。 しかし、一般の工法であれば、 設計士による見積もりチェックや 入札を行うことで、 コストダウンやトラブルを 未然に防ぐことが出来ると思います。 これが、一番重要なことですが、 監理をする場合も、 チェックする立場の設計士が 同じ会社の同僚になれば、 厳しいチェックができるはずがないからです。 分離発注する場合のデメリットは、 設計士も色々で、 例えば「建築家」といわれるような 自称、建築デザイナーは、 費用を無視した作品を作る方が おられるので、注意が必要です。 また、設計士が設計の意図を 施工会社に伝える時間が長くなり、 施工までに多くの時間を費やす事例も 少なくありません。 折角、コストダウンを目的に 分離発注したのに、 結局、コストが高くなるという事態は 避けなければなりません。 あなたは、どのような建物を建てたいか、 予算はいくらかといった希望を 具体的にイメージ出来たら、 いろいろな選択肢を模索しましょう。 家を建てるならセカンド
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家の構造について

家を建てるにあたり、家の性能というのはかなり重要です。 工務店を選ぶ際は特に2つの項目を重要視します。 それは「構造」と「断熱」の2項目です。 今回は、この構造についてです。 まず構造の評価方法についてですが、 耐震等級は1~3まで等級があり、数字が大きいほうが耐震性がある 家となっています。 耐震等級1とは建築基準法をクリアするレベルとなります。 耐震等級2で建築基準法の1.25倍。 耐震等級3で建築基準法の1.5倍の強さがある家となります。 通常のお家を建てる場合は、耐震等級2くらいをおすすめしています。 性能(構造)の基準は、耐震等級だけでありません。 その他には、構造材として使う材料も評価の基準となります。 つまり、柱の太さや梁と呼ばれる構造材の大きさが 評価の基準となるのです。 柱の大きさや使う材料は工務店によって違います。 なので、ここは、家を建てる工務店さんに聞いておきましょう。 次に、重要なのが、やはり基礎となります。 基礎は、その家の土台となりますので、非常に重要です。 基礎をどれくらい頑丈につくっているかも工務店により違いがあります。 やはり基礎は強ければ強いほどいいのです。 なので、基礎の違いも工務店選びで比較するとき、評価したい重要な ポイントです。 ただ、頑丈になりすぎて、結果、基礎の通気が悪くなってしまうことも。 ちゃんと換気できているかも、確認しなければいけません。  
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リフォーム業者の選び方と工事費について

リフォーム業界は、小規模な事業のリフォーム業者には 免許が不要ですので、 実は、誰でも参入が可能な業界なんです。  そして、リフォームは、明確な定価というものがありません。 提供されるものが『工事』という形のないものなので、 相場よりも高く費用をとる業者も少なくありません。 それを防ぐために、複数のリフォーム会社から 見積もりを出してもらいましょう。 但し、職人の力量で、日当(人件費)が違います。 少し高くても腕の立つ職人さんを多く抱えてる会社は、 後々の施工トラブルも少ないのも事実です。 そして、リフォーム会社によっても得意とする工事が違います。 水廻りの工事や壁紙など、一部の施工に特化している会社、 デザイン性を売りにしている会社など、 それぞれの特色に合わせて依頼することも需要となります。 そこで、複数の会社から見積もりをもらう際は、 希望の条件や内容の基準を設けることが重要です。 そうすることで、比較しやすくなります。 業者の中には、まだまだ、“工事一式”のどんぶり勘定で 見積もりを出すところが多く、 そういう見積もりではなく、詳細を明記してほしいと 事前に伝えておくことも後々の行き違いを防ぐことが出来ます。  さらに、工事の後のアフターがしっかりしているかも 判断材料にしてくださいね。 最後に、お客様の方で、過剰な値引きをされる方がおられますが、 それは、間違いです。 リフォーム会社の利益まで削ってしまうと、 手抜き工事につながりかねません。 例えば、クロスですが、 ホルムアルデヒドという有害物質を含む 基準値ギリギ
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左官と右官 大工さんの呼び名

壁を塗る職人さんを左官と呼びますよね。 そういえば、右官って聞かないような・・・ 今回は、左官と右官について書きたいと思います。 この左官と右官という職業は西暦500年頃の飛鳥時代からあったそうです。 (古墳の石室に漆喰が塗られていたりします。) 当時は、大工さんのことを右官と呼んでいたらしいのです。 漆喰は、今から5千年前にピラミッドの壁にも使われています。 日本では、石灰を利用した漆喰塗りは、 平安時代の頃から始まったようです。 漆喰塗は、戦国時代に、防火や防弾からお城を守るために、急速に発展しました。 江戸時代に入ると、火事を防ぐために、民家にも普及するようになりました。 右官は、大工さんのことを指した呼び方ようですが、今は、ほとんど使われなくなりました。 昔は、家を建てるときには、棟梁(とうりょう)と右官と左官がいて、 棟梁は、現場の統括責任者で、右官が木工事を担当し、左官が内外装に漆喰を塗る職人さんという構成でした。 別の説では、 左官の左の字の中に『エ』が入っているので、「エ」には、 仕事・職人・匠の技という意味があります。 右官の右の字の中には『口』があるので、事務職の意味があるそうです。 そういうことで、実際に家を建てるのは『左官』になったともいわれています。 また、 日本では、古来より右より左の方が官位が上だったこともあり 右官を使わなくなったという説もあります。 例えば、左大臣と右大臣なら左大臣の方が位が上でした。 現代の設計士さんの役割と
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ペットボトルハウスって聞いたことありますか?

皆さんは、ペットボトルハウスって聞いたことがありますか? 今回は、ペットボトルハウスと呼ばれる家についてのお話です。 ペットボトルを使用して家を作るのかな? と、勘違いした方がおられるかもしれませんが、 実は、今流行りの高気密・高断熱の家のことなんです。 最近は、どこのハウスビルダーも大手のハウスメーカーも 高気密・高断熱をアピールしています。 この高気密・高断熱は、 欧米や北海道や東北などの寒冷地から その非常に厳しい寒さから身を守るために普及してきました。 なので、寒冷地を除く日本の他の地域は、 高温多湿な気候であるがために、この高気密・高断熱は、 合わないのでは? という専門家も多くおられます。 それは、高気密・高断熱の家は、いわば、ペットボトルの中で 生活していくようなものなので、室内の有害なものは、 その中で充満してしまう危険性があるという理由からです。 例えば、 防虫剤や建材(ホルムアルデヒドが少量でも含まれている場合)や、 タバコ、ガスコンロからのガス等です。 日常の清掃や習慣から有毒な物質が家の中で発生してしまうのです。 そこで適度な換気が必要になるわけです。 高気密・高断熱の家の落とし穴として認識しておけば、 その対処や対応も変わってくるでしょう。 一方で、高気密・高断熱を謳っているハウスメーカーや ハウスビルダーによっては、断熱材や工事の施工状態で、 細
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