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高卒認定試験の科目免除の仕方

 高校を1年以上修了しておられる方は、「単位修得証明書」(封印されているので、2通発行してもらい、1通は高卒認定試験願書申請用に取って置き、もう1通を内容確認のために開封します)を発行してもらい、免除科目を確認します。一般的に1年修了者であれば2~5科目、2年修了者であれば5~7科目くらい免除がされるので、すぐに高校で発行してもらって現状確認をすることが必要です。  さらに技能審査を使うことができ、数検、英検、歴検などが挙げられます。あらかじめ取得しておけば免除に使えますし、万一、高卒認定試験当日に体不調でいくつか落としたとしても、後で取得してカバーできる可能性が出てきます。  また、8月の高卒認定試験が終わった時点で1~2科目残っている状態であるならば、通信制高校の聴講生制度を使って安い学費で3月までに単位を揃えることが可能になるので、すぐに次の進路の準備に入ることが可能です(通信制高校より「単位修得見込証明書」を発行してもらい、それと「科目合格通知書」を文部科学省へ送れば、「高卒認定試験合格見込証明書」を発行してくれますから、9~12月に集中する大学推薦入試も受験することができるようになります)。したがって、1回目の8月試験で不合格科目があった場合、①11月の2回目試験に向けて準備する、②通信制高校の聴講生制度を利用して「掛け捨て保険」をかける(もちろん、高1相当、高2相当の方はそこまでする必要がありません。全科目合格してもすぐ次の進路に移ることができないからです)、という2つの方法を取ることが可能になります。ただ、通信制高校の授業では大学受験に必要な学力はまずつきません。
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「大検」から「高卒認定」へ

 2005年から「大検(大学入学資格検定)」が「高卒認定(高等学校卒業程度認定試験)」に大きく変わりましたが、それがどういう意味を持つのか、理解しておくことは有益です。 大学・短大・専門学校への進学のみならず、就職・資格試験まで幅広く適用されますので、合格者は実質的に「高卒」として「認定」されます。したがって、従来は中卒・高校中退者が「どうしても高校ぐらいは」と考える場合、通信制高校・定時制高校・単位制高校に入学して、最低74単位の取得(通信制高校の場合、出席+レポート+試験)、1年10時間以上合計30時間以上の特別活動などの全てを揃えて、卒業する以外にありませんでしたが(卒業率は読売新聞の調査では平均20%です)、2005年からはこの「高等学校卒業程度認定試験」を効果的に活用することができるようになりました。(1回の試験ででも)これに合格すれば、更新はありませんので一生有効となり、特に進学する場合は進学先の大学・短大・専門学校が「最終学歴」として社会的評価の対象(採用・人事・初任給などに反映)となりますから、「これまでが問題」ではなく、「これからが勝負」と考えることができます。
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高卒認定試験地学攻略のポイント

(1)地学は暗記科目の典型で、基本概念・用語を押さえれば、あとは問題演習・過去問演習で十分です。気象・地層・火山・地震など日頃からニュースなどで触れる機会も多い内容なので、高校で全然学んだことが無い人でも短期間で習得することができます。 (2)国公立大学受験希望者、理系大学受験希望者、公務員受験希望者などの場合、地学よりも化学を選択する方が現実的ですが、そうでなければ、より数学に近く、体系的理解が必要となる物理・化学は避けた方が無難でしょう。 (3)基本的な出題範囲は検定教科書の内容におさまっていますので、このレベルでの基本的理解がまず必要です。
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高卒認定数学攻略のポイント

(1)数学の勉強法は①公式の理解、②公式の応用練習、③問題特有のパターン認識、の3段階となります。高卒認定試験までなら①と②だけでよく、大学受験で数学が必要になる人は③までが必要となります。 (2)数学Ⅰの出題は大検時代ほぼパターンが決まっており、数値が変わるだけといってもよかったので、基本公式を何度も繰り返して理解することと、仕上げとしての過去問演習は不可欠です。レベルは教科書に載っている問題が解ける程度で十分です。 (3)どうしても苦手な人の場合、中学校レベルから場合によっては小学校レベルの基礎まで怪しい場合が現実にあります。この場合、方法は2つあります。  1つは中学校数学ができるようになっても数Ⅰには対処できないので(数Ⅰは数Ⅰで対処するしかない)、クイズかパズルのように割り切って、出る問題ばかり繰り返し練習して(パターン・プラクティス)、意味は分からなくとも機械的に解けるようにすることです。実際、合格してしまえば、その後、数Ⅰの知識を使う機会はまず無く、計算機があれば特に不自由はしませんから、そのまま「縁切り」になってもいいわけです。  もう1つは、高卒認定試験後に看護・医療系学校受験や理系大学受験をする場合で、この場合は小学校の教科書からでも逐一基礎確認をした方が「遠回りのようで近道」です。人によっては小学校1~2年はあっという間に終わり、3~4年からちょっとあやふやな所が出て来て、5~6年になるとペースが落ちて来ることもあるでしょう。さらに中学校3年間の復習もその後に出て来ますが、最初は簡単な所から始めているので、思った以上に早いペースで小1~中3までの9年分の復
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高卒認定試験現代社会攻略のポイント

(1)倫理分野と政治・経済分野に分かれますが、倫理分野の方が簡単で覚える内容も少なくて済みます。したがって、倫理2単位をすでに習得していても、政経で受検するより、倫社も含んでいる現代社会で受検する方がラクです。つまり、倫理分野で得点を稼ぎ、政経分野での負担を軽くするわけです。 (2)時事問題が随時盛り込まれてくるのがネックです。新聞を読んでいれば言うことありませんが、それでも抜かりなく押さえるのはなかなか大変なことです。選挙法の改正やPL法制定、国際会計基準の導入や介護保険導入など、その都度まとめて教えてもらった方が効率的です。 (3)グラフや表の読み取りも出題されますが、これは予備知識ゼロでも常識とある程度の思考力で対処できるので、過去問で慣らしておけば大丈夫でしょう。 (4)法学部・経済学部など社会科学系の大学受験を考えている人にとっては、高卒認定現代社会で押さえるべき内容は基本となります。政治分野は暗記ですが、経済分野は理論的理解も必要です。
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高卒認定日本史攻略のポイント

(1)覚えることが膨大に思え、独学だと最もあせりを招く暗記系科目ですが、高卒認定試験で出される所は基本事項で十分カバーできると言ってよく、ポイントをしぼることと反復回数を増やすことで、比較的短期間でも対処できます。 (2)写真・地図・史料を使った視覚的問題も必ずといっていいほど出題されているので、代表的なものについては教科書や資料集などでなじんでおくとよいでしょう。 (3)日本史Aと日本史Bについては申し込みの段階では区別が無く、試験当日にどちらかを選択することになるので、当日は日本史Aで受けるのが一番現実的です。日本史Bは通史であり、古代・中世・近世・近代・現代の全ての時代にわたって一通り満遍なく出題されます。日本史Aは日本史Bの一部と言ってよく、近現代史に特化されており、通史として出題されるのは文化史・交流史に限られます。基本的にBで準備して、本番ではAで受けるようにすればよいでしょう。 (4)高卒認定試験後に大学受験を考えている場合にはたいていBが必要です。高卒認定試験受験だけならAの方が易しく、平均点がたいてい高いのですが、文系大学を受験する人であれば、大学受験の基礎勉強としてBの内容をきっちり押さえる必要があります。
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高卒認定世界史攻略のポイント

(1)覚えることが膨大に思え、独学だと最もあせりを招く暗記系科目ですが、高卒認定試験で出される所は基本事項で十分カバーできると言ってよく、ポイントをしぼることと反復回数を増やすことで、比較的短期間でも対処できます。 (2)写真・地図・史料を使った視覚的問題も必ずといっていいほど出題されているので、代表的なものについては教科書や資料集などでなじんでおくとよいでしょう。 (3)世界史Aと世界史Bについては申し込みの段階では区別が無く、試験当日にどちらかを選択することになるので、当日は世界史Aで受けるのが一番現実的です。ただし、問題を選択して解答するので、これでとまどう人も多く、冷静に指示を確認する必要があります。世界史Bは通史であり、古代・中世・近世・近代・現代の全ての時代にわたって一通り満遍なく出題されます。世界史Aは世界史Bの一部と言ってよく、近現代史に特化されており、通史として出題されるのは文化史・交流史に限られます。基本的にBで準備して、本番ではAで受けるようにすればよいでしょう。 (4)高卒認定試験後に大学受験を考えている場合にはたいていBが必要です。高卒認定試験だけならAの方が易しく、平均点がたいてい高いのですが、文系大学を受験する人であれば、大学受験の基礎勉強としてBの内容をきっちり押さえる必要があります。
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高卒認定試験直前チェック事項

①事前に下見をし、当日は余裕を持って早目に会場に入ること。  JRは天災に弱いですし、バスは朝方にはラッシュでなかなか進まないということもあります。例年、受けることができなくて合格を逃したというケースが何件も出ています。これほどもったいないことはありません。 ②社会ではA・Bの選択を適切に。  世界史、日本史、地理ではAとBの選択が必要です。身近なテーマにしぼったのがAで、一通りカバーしているのがBであると大ざっぱに言えますが、平均点は概してAの方が高めです。ただ、Aでは解答する問題の選択がややこしかったりするので、注意事項をよく読んで、間違いの無いように。人によってはフリースタイルと言ってもいいAよりも、教科書的で広く浅くのBの方が性格や好みに合う場合もあります。最初にざっと見てAとBを決めればいいことですが、一般的には特に好みが無ければAにした方が無難でしょう。 ③問題用紙に答えを書いて、それからマークシートに写す。  問題用紙に答えを残しておかないと、解答をもらっても自己採点ができないため、現状把握があいまいなままになってしまいます。見直しも問題用紙とマークシートと二重にチェックして、万全を期すといいでしょう。名前の書き忘れやマークのずれなどは毎年1人ぐらい出ています。自己採点がボーダーラインを上回っているのに、不合格になるのはこのケースです。これも実にもったいない話です。 ④分からなくても必ずどこかをマークすること。  マークさえすれば確率何分の一かで正解になる可能性があります。なお、出題者の心理として選択肢をなるべく全部読ませて判断させたいという意図から、正解は後半に
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高卒認定試験の勉強の仕方

(1)国語=現代文は勉強の必要がないぐらいで(明らかに間違いの選択肢が出てくるので、余り迷いようが無い)、過去問を最後にラッシュでこなしていけば、十分満点近くが狙え(つまり50点)、古文・漢文はできなくても合格はできます。古文・漢文では漢文の方が簡単なので、念には念を入れるとしたら漢文に力を入れた方が、短期間で仕上がります。しかし、大学受験まで考えている人にとっては話が変わってきます。文系では必須科目であり、現代文で論理的思考の基礎を徹底的に訓練し、古文の基礎をきっちり押さえておく必要があります。 (2)世界史・日本史=独学すると、直前になって最もハマりやすい科目です。覚えることが余りにも膨大に思えて、絶望的になってしまうからです。これはポイントを絞って骨格をまず押さえることが重要で、それだけならそれほど時間はかかりません。この「絞り込み」が一人ではできないところで、予備校・塾・家庭教師の授業を受ける意味があるところです(具体的には「重要度」と「頻度」という2つの観点からポイントは絞り込まれます)。さらに反復回数を増やして肉付けをして、最後に過去問演習で仕上げをしていけば終わりです。文系大学受験者はいずれかを選択して受験するケースがほとんどなので、高卒認定試験の勉強をしながら早目に骨格(中心的流れ)をつかんでおくと、その後の勉強がスムースになります。 (3)現代社会=政治・経済は比較的難しい面があるものの、基本を押さえれば分かる範囲です。グラフ・表の読み取りもよく出ますが、これは予備知識ゼロで解けるものなので、準備不要です。しかし、社会・時事が随所に織り込まれているので、これに
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高卒認定試験の科目の選び方

 全科目一発合格も決して夢ではありません。要は「情報」なのです。 例えば、科目の選び方を間違えると負担が増えたり、その後の進路との兼ね合わせでムダが生じたりします。「最も負担が少なく、かつその後の進路につながる組合せ」を知らなければなりません。ここで大きな差がつきます。具体的には社会と理科の選び方ということになってきます。  まず社会では世界史と日本史は連動性が高いので、セットにすると無駄が減ります。AとBの違いはAがテーマ史と近現代史、Bは通史全部なので、高卒認定のみならAが楽です。さらに、倫理、政治・経済の2科目を受験するよりも現代社会1科目で受験する方が範囲的にもレベル的にも楽です。 理科では物理・化学・生物・地学の順に難→易となります。高卒認定を受験する人は8割方文系なので、地学・生物をメインにするとよいでしょう。具体的には科学と社会(4科目総合ですが、半分の地学・生物に力を入れます)と地学基礎か生物基礎のどちらかの組み合わせにすると、暗記メインなので、やればやった分だけ結果につながります。 さらに文系大学受験者であれば、国語(現代文・古文まで)・社会(日本史か世界史かどちらか好きな方。タテ1本で深いのが日本史、タテヨコと広く浅いのが世界史です)・英語の3科目、理系大学受験者であれば、数学(まず数ⅠA・数ⅡBを固める必要があります。典型的理系なら数ⅢCまで必要になります)・理科(まず化学を固めるのが便利です。典型的理系なら物理も必要です。薬学・農学・獣医・バイオ系の人で化学の代わりに生物を選択することもあり得ます)・英語の3科目が必要になってくるので(私立大のほとんどは
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高卒認定試験英語攻略のポイント

(1)英語は数学と共に理解力の差が最も出やすい科目の1つです。単語・熟語・文法の暗記→長文読解力の養成といったプロセスを経なければならないので、時間もかかります。そもそも英語という科目自体が、本格的に勉強に取り組み始めてからある程度結果が出始めるまでに、最低3ヶ月~半年はかかるということを知っておく必要があります。この間は砂地に水をまくようなもので、「一生懸命やっているのに力がついた気がしない」「テストや問題をやっても全然できない」といった時期になります。「3ヶ月~半年は結果が出ない時期だ」ということを最初に知っておかないと、この時期を耐えることができないのです。 (2)英語が苦手な場合、有効な対策は「中学校の英文法から復習をする」ということになります。高卒認定試験は高校1年~2年前半くらいのレベルですが、英文法は高校英語も中学校英語も基本的に変わりません(当たり前ですが。日本語でも、中学生の日本語と高校生の日本語は一緒でしょう)。ただ難しいとされる分詞構文、話法の転換、仮定法などが無いだけで、基本文法としては中学校英文法で十分理解されます。いわゆる「英語の達人」と呼ばれる人達も、「英文法は中学校英語で十分」と皆口をそろえて言います。決定的な違いは単語数であり、中学校基本語が1000語ぐらい(しかもその半数ぐらいは日本語化していて、誰でも知っている)であるのに対して、高校基本語は3000語くらいありますので、基本文法を押さえた後は勉強を進める中で、辞書を引き引き単語・熟語を増やすこと、文法事項を問題や英文の中で定着させることがカギとなります。  ここで1つ重要なことは、苦手な人
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高卒認定試験生物攻略のポイント

(1)生物には遺伝問題など一部に計算問題もありますが、基本的には暗記科目です。覚えたら覚えた分だけ結果が出ますので、特別高度な応用力や細かい知識が要求されるわけではありません。 (2)図表・グラフや実験の理解を必要とする問題が大半を占め、中には教科書に載っていない図表・グラフ・実験もありますが、基本的な出題範囲は検定教科書の内容におさまっていますので、このレベルでの基本的理解がまず必要です。
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高卒認定試験の現状

 相当昔は「大検は難しい」「3年、4年かかって取った人がいる」というウワサも聞かれましたが、1998年に大検は大きく変わりました。この時に全科目合格者の割合が初めて50%を超えたのです。つまり、2人に1人は一発合格しているのであり、きちんと準備すれば合格するのはそれほど難しくない試験となったのです。  その後、従来は免除科目ではなかった科目についても選択科目免除に当てることができるようにしたり、受検資格から中卒資格を外して年齢のみを条件としたり(したがって中学校から不登校で卒業できていなくても、外国人学校の生徒でも皆大検を受検できるようになりました)、科目数を最大11科目から9科目に減らして試験日程も4日から2日に短縮、試験時間も最大1時間20分から一律50分に短縮、そして、8月初旬と11月中旬の2回受検にするなど、毎年制度を改善してきています。合格ラインもこの時に40点と確定的になりました(Aランク:100~80点、Bランク:79~60点、Cランク:59~40点、ただ現実には若干の下方修正を加えているケースも見受けられます)。  さらに2005年度から「高卒認定試験」となり、「英語必修化、1科目減」に加えて、全日制高校在籍者も受験OKとなりましたので、おそらく、現状では過去最高に利用しやすい環境が整ってきており、昔の受検生からすれば「何で今はここまで恵まれているの?」という不満の声が出て来るほどです。高卒認定試験は更新制度がなく、1回取れば一生有効なので、「高校を辞めようかどうしようか」「転校しようかどうしようか」と迷っている人も、とりあえず準備して高卒認定試験を受けてみるの
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