(1)覚えることが膨大に思え、独学だと最もあせりを招く暗記系科目ですが、高卒認定試験で出される所は基本事項で十分カバーできると言ってよく、ポイントをしぼることと反復回数を増やすことで、比較的短期間でも対処できます。
(2)写真・地図・史料を使った視覚的問題も必ずといっていいほど出題されているので、代表的なものについては教科書や資料集などでなじんでおくとよいでしょう。
(3)世界史Aと世界史Bについては申し込みの段階では区別が無く、試験当日にどちらかを選択することになるので、当日は世界史Aで受けるのが一番現実的です。ただし、問題を選択して解答するので、これでとまどう人も多く、冷静に指示を確認する必要があります。世界史Bは通史であり、古代・中世・近世・近代・現代の全ての時代にわたって一通り満遍なく出題されます。世界史Aは世界史Bの一部と言ってよく、近現代史に特化されており、通史として出題されるのは文化史・交流史に限られます。基本的にBで準備して、本番ではAで受けるようにすればよいでしょう。
(4)高卒認定試験後に大学受験を考えている場合にはたいていBが必要です。高卒認定試験だけならAの方が易しく、平均点がたいてい高いのですが、文系大学を受験する人であれば、大学受験の基礎勉強としてBの内容をきっちり押さえる必要があります。