高卒認定試験の現状

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 相当昔は「大検は難しい」「3年、4年かかって取った人がいる」というウワサも聞かれましたが、1998年に大検は大きく変わりました。この時に全科目合格者の割合が初めて50%を超えたのです。つまり、2人に1人は一発合格しているのであり、きちんと準備すれば合格するのはそれほど難しくない試験となったのです。
 その後、従来は免除科目ではなかった科目についても選択科目免除に当てることができるようにしたり、受検資格から中卒資格を外して年齢のみを条件としたり(したがって中学校から不登校で卒業できていなくても、外国人学校の生徒でも皆大検を受検できるようになりました)、科目数を最大11科目から9科目に減らして試験日程も4日から2日に短縮、試験時間も最大1時間20分から一律50分に短縮、そして、8月初旬と11月中旬の2回受検にするなど、毎年制度を改善してきています。合格ラインもこの時に40点と確定的になりました(Aランク:100~80点、Bランク:79~60点、Cランク:59~40点、ただ現実には若干の下方修正を加えているケースも見受けられます)。
 さらに2005年度から「高卒認定試験」となり、「英語必修化、1科目減」に加えて、全日制高校在籍者も受験OKとなりましたので、おそらく、現状では過去最高に利用しやすい環境が整ってきており、昔の受検生からすれば「何で今はここまで恵まれているの?」という不満の声が出て来るほどです。高卒認定試験は更新制度がなく、1回取れば一生有効なので、「高校を辞めようかどうしようか」「転校しようかどうしようか」と迷っている人も、とりあえず準備して高卒認定試験を受けてみるのが、賢い選択であると思われます。
 ただし、「英語必修化、技能系科目廃止」に見られる「学力試験化」の傾向が唯一心配されるところですが、あくまで基礎学力試験であり、あまり応用をきかせた難問・奇問の類は出すことができないという基本性格をふまえると、「基礎学力をしっかりつければ問題ない」という結論になります。あわてず騒がず、早目早目に勉強を始めれば恐るるに足りません。
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