(1)数学の勉強法は①公式の理解、②公式の応用練習、③問題特有のパターン認識、の3段階となります。高卒認定試験までなら①と②だけでよく、大学受験で数学が必要になる人は③までが必要となります。
(2)数学Ⅰの出題は大検時代ほぼパターンが決まっており、数値が変わるだけといってもよかったので、基本公式を何度も繰り返して理解することと、仕上げとしての過去問演習は不可欠です。レベルは教科書に載っている問題が解ける程度で十分です。
(3)どうしても苦手な人の場合、中学校レベルから場合によっては小学校レベルの基礎まで怪しい場合が現実にあります。この場合、方法は2つあります。
1つは中学校数学ができるようになっても数Ⅰには対処できないので(数Ⅰは数Ⅰで対処するしかない)、クイズかパズルのように割り切って、出る問題ばかり繰り返し練習して(パターン・プラクティス)、意味は分からなくとも機械的に解けるようにすることです。実際、合格してしまえば、その後、数Ⅰの知識を使う機会はまず無く、計算機があれば特に不自由はしませんから、そのまま「縁切り」になってもいいわけです。
もう1つは、高卒認定試験後に看護・医療系学校受験や理系大学受験をする場合で、この場合は小学校の教科書からでも逐一基礎確認をした方が「遠回りのようで近道」です。人によっては小学校1~2年はあっという間に終わり、3~4年からちょっとあやふやな所が出て来て、5~6年になるとペースが落ちて来ることもあるでしょう。さらに中学校3年間の復習もその後に出て来ますが、最初は簡単な所から始めているので、思った以上に早いペースで小1~中3までの9年分の復習ができます。ただ、このためには分からない所、つまった所を個別につぶしてくれるサポートが必要です。