高卒認定試験英語攻略のポイント

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(1)英語は数学と共に理解力の差が最も出やすい科目の1つです。単語・熟語・文法の暗記→長文読解力の養成といったプロセスを経なければならないので、時間もかかります。そもそも英語という科目自体が、本格的に勉強に取り組み始めてからある程度結果が出始めるまでに、最低3ヶ月~半年はかかるということを知っておく必要があります。この間は砂地に水をまくようなもので、「一生懸命やっているのに力がついた気がしない」「テストや問題をやっても全然できない」といった時期になります。「3ヶ月~半年は結果が出ない時期だ」ということを最初に知っておかないと、この時期を耐えることができないのです。

(2)英語が苦手な場合、有効な対策は「中学校の英文法から復習をする」ということになります。高卒認定試験は高校1年~2年前半くらいのレベルですが、英文法は高校英語も中学校英語も基本的に変わりません(当たり前ですが。日本語でも、中学生の日本語と高校生の日本語は一緒でしょう)。ただ難しいとされる分詞構文、話法の転換、仮定法などが無いだけで、基本文法としては中学校英文法で十分理解されます。いわゆる「英語の達人」と呼ばれる人達も、「英文法は中学校英語で十分」と皆口をそろえて言います。決定的な違いは単語数であり、中学校基本語が1000語ぐらい(しかもその半数ぐらいは日本語化していて、誰でも知っている)であるのに対して、高校基本語は3000語くらいありますので、基本文法を押さえた後は勉強を進める中で、辞書を引き引き単語・熟語を増やすこと、文法事項を問題や英文の中で定着させることがカギとなります。
 ここで1つ重要なことは、苦手な人の場合、辞書がうまく引けない、使いこなせないという問題があることです。辞書の引き方、使い方、発音記号の読み方を一番最初に教わっておく必要があります。これはささいなことのようですが、0(辞書が引けない、発音記号が読めない)と1(辞書は引ける、発音記号は読める)の違いは1と100(英語ができる)の違いよりも実は大きいのです。

(3)さらに少しでも期間を短縮し、結果が出るのを早めたいという場合には、インプットばかりでなく、アウトプットに力を入れることです。具体的には問題演習を多く重ね、持っている知識や思考力を総動員し、辞書も英和・和英共に使い、文法書も調べまくって、強制的に持っている力を引き出すような勉強法に切り替えるとよいでしょう。単語・熟語・文法の問題は問題演習をたくさん重ねた方が早く実力がつきますし、読解の問題は、英語の長文をノートに書き写して全訳をするという作業を20ぐらい徹底して重ねると、「使用前」「使用後」と思われるぐらい、読解力にはっきりとした違いが出てきます。さらに添削をしてくれる人がいる場合、英作文が最も英語力を引き伸ばしてくれます。通常、3ヶ月~半年かかるところが1~3ヶ月に短縮されることもあるほどです。
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