今、これからどう生きるのかと考えたときに、大きな不安はない状態かなと思っています。これまで50年近く生きてきて、本当にいろんな大変なことや自分ではどうにもならないことがあったり、双極性障害を20歳から持っているので、うつ状態はもう完全に死にたいモード、僕の場合は死にたいより、消えてなくなりたいという感じで、毎日寝るときに「明日起きたら世界が終わってますように」と祈りながら寝て、朝「またどうしようもない一日が始まるな」と思って起きるを繰り返していました。
45歳で初めて医療にかかって、いろいろ薬を試して、1年前ぐらいから死にたいくらいに落ち込んだり、逆に気持ちが高ぶって天井を突き抜けて、自分最強、無敵感から過活動になる、ということも薬で抑えられるようになり、いいバランスで過ごせるようになってきたところです。そう状態の時は体の内側から突き動かされるような衝動があって、だからそれを発散しないと苦くてしょうがないので、とにかく言葉を発して動きまわっていて、それを続けているともう脳が持たなくなって、こと切れて、死に体になるを繰り返していました。
そう言ったいろんなことを繰り返してどうにかこうにか50歳近くまで来ました。じゃあ例えば70歳まで生きたとして、あと20年生きることになりますが、そうすると50年の半分以下ですよね。だったら、そのぐらいだったら、これまで50年何とかなったのだから、多分これからの20年もおそらく何とかなるんだろうなという、特に何か保障があるわけでも何でもないのですが、なんとかなるだろうなという心持ちでいます。で、何とかなるのだとしたら、不安になる必要もないし、過去を振り返って後悔することはあっても、それに囚われて時間を費やすこともなくなっていて、なにより、自分がやりたいと思うことをやっていて、そのやりたいこともたいしたことではなく、仕事をして、人付き合いをして、こういう人達ともっと楽しい時間を共有したいなと思ったら飲み会をセッティングしたり、普通の特別なことは何もしていないが、充足していると感じています。
ここ1年ぐらいこんな感じで過ごせているのですが、これがどれぐらい続くかは分かりませんが、今の率直な気持ちで、若い時にはたどり着けなかった境地で、年を取ることは悪いことではないなと思っています。