『頑張れば頑張るほど、自分が見えなくなる』

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「もっと頑張らなきゃ」
気づけば、
それが口ぐせみたいになっていました。

ちゃんとしなきゃ。
迷惑をかけちゃいけない。
甘えちゃいけない。
期待に応えなきゃ。

そんなふうに、
いつも自分を奮い立たせながら生きていた気がします。

昔の私は、
弱音を吐かずに頑張ることが、

“大人として当たり前”
だと思っていました。

シングルマザーだったこともあり、
人に頼っちゃいけない。

しっかりしていなきゃいけない。
子どもを守らなきゃいけない。

そんな気持ちは、
人一倍強かったと思います。

職場で頑張っている人たちも、
きっと同じですよね。

責任があるから!
守るものがあるから!

だから、
自分を後回しにしてでも、
無理をしてしまう。

私はずっと、
我慢することや、
一人で抱えることが、

“優しさ”なんだと思っていました。

でも今思うと、
それは少し違っていた気がします。

本当の優しさは、
自分をすり減らしながら頑張り続けることではなく、

「苦しい」
「助けて」
「少し疲れた」

そんな自分の気持ちにも、
ちゃんと気づいてあげることだったのかもしれません。

でも当時の私は、
自分の気持ちより、
周りを優先することに慣れすぎていました。

空気を読む。
期待に応える。
弱音を吐かない。

そうやって過ごしているうちに、

“本当はどうしたいのか”
だんだん、
わからなくなっていったんです。

無理をしている心の声を、
ずっと置き去りにしていたのかもしれません。

「本当は疲れてる」
「本当は寂しかった」
「本当は、誰かに頼りたかった」

そんな気持ちに気づいても、

「こんなことで弱音を吐いちゃダメ」

って、また自分を頑張らせてしまう。

そうやって、
“ちゃんとした自分”を続けているうちに、

いつの間にか、
本来の自分が見えなくなっていました。

でも、
安心できる人の前では、

不思議と少しずつ、
言葉が変わっていくんですよね。

「頑張らなきゃ」
しか言えなかった人が、

「ちょっと疲れた」
って言えるようになる。

「迷惑かけちゃダメ」
と思っていた人が、

「少し話を聞いてほしい」
って言えるようになる。

安心って、
人を急に変えるものではないけれど、

固まっていた心を、
少しずつゆるめてくれるんだと思います。

自分らしさって、
頑張って“作る”ものじゃなくて、

安心できる場所の中で、
少しずつ“戻ってくる”ものなのかもしれません。

だからもし今、

「自分がわからない」
「何が好きなのかわからない」
「ずっと頑張ってきて苦しい」

そんな気持ちがあるなら、

まずは、
頑張ることを増やすより、

安心できる場所を
探してみてもいいのかもしれません🌿





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