今日は、あまりメリットが挙げられない「白色申告」についてお話していこうと思います。
ネット上ではやはり青色申告がおすすめ、なんてことがよく書かれていますが、実は勤務先のお客様の中にも白色申告の方、結構いらっしゃるんです!
その理由はというと…
複式簿記が不要!
ソフトが無料!
申請が不要!
この3点ではないかな、と思います。
①複式簿記が不要!
これはどういうことかというと、通常決算書というのは、家計簿のように収入と支出を明記する「損益計算書」に加えて、現金や預金等に残っている金額や、未払いの借入金がどこまで残っているか、まできちんと把握するための「貸借対照表」が必要になります。
白色申告はその「貸借対照表」というのが不要です。つまり、家計簿と同じノリで記録しておけばあっという間に作れちゃう!ということ!
私はやはりお客様ご自身が一度きちんと帳簿をつけられるようになるというかのがとても重要だと思っています。
勿論売上が上がってきたら税理士にお任せしてもいいのです。あくまで数字に一度触れることの重要性について、です。
そういう意味では、ご自身の抵抗のないやり方で白色申告するというのも悪くないと思っています。
(ただ、ソフトを使った効率的な入力をすればそれも簡単にできちゃいますので、それはまた別記事で)
あとは、青色申告の話でも説明しますが、控除がなくてもそこまで経費も収入もないよーって方は全然こちらで問題ないと思います!
控除して意味があるのはあくまで税金がかかる人、のみです!
それなら事業なんてしなきゃいいんじゃないの?って思うでしょう?
ところが、その数字をきちんと把握できてない人が多いのです!
売上がたくさん上がってるから〜なんて思ってたら実は経費もめちゃ上がっていて実質赤字!!
なんてお客様、けっこういらっしゃいます!
だから数字を知ることって重要なんですね!!←二度目。しつこい??笑
②ソフトが無料!
これはわたし調べですが、白色申告向けの会計ソフトはとっても安いです!
一例あげると、弥生会計クラウドの白色申告はサポートなしだとなんと無料で使えます!!
まずは手軽にソフトに慣れてみよう、という場合は白色申告から始めてみるのもありだと私は思います!
③申請が不要!
青色申告を受けるには、一定期間内に申請が必要です。
そのためその期間内に申請を忘れる、なんて方も多くいらっしゃいます。
白色申告は開業届等も何も出していない方でも申告できるので、気楽に少額の収入を得たいから、申告が必要かわからないしなーなんて方にはおすすめです。
かなり長くなってしまいました…ほんとはもっと書きたいことがたくさんありますが、今回はこの辺で!