ふとした瞬間に、数年前のなんてことない「やらかし」を思い出して、胸がギュッとなったり、思わず「あーーーっ!」って叫びたくなったりすること、ありませんか?
ベッドに入って目を閉じた瞬間とか、お風呂でシャワーを浴びているときとか、本当に突然やってくるんですよね。
まるで今まさにその恥ずかしい瞬間が起きたかのような鮮明さで、心臓がバクバクして、消え入りたくなるようなあの感覚。
僕もね、実はよくあります。
心理カウンセラーの「うさぴょん」として活動している僕ですが、昔のちょっとした言い間違いとか、あのときあの一言は余計だったな、なんていう記憶がフラッシュバックして、一人で頭を抱える夜が何度もあります。
でもね、まずは安心してほしいんです。
あの強烈な恥ずかしさに襲われているときって、まるで世界中で自分だけがとんでもない大失敗をして、自分だけがこんなに不器用なんじゃないかって孤独な気持ちになりますよね。
だけど、そんなことは絶対にありません。
むしろ、あの「あーーーっ!」って叫びたくなる現象が起きる人というのは、心がとても繊細で、他人の気持ちを思いやれる、ものすごく優しい人なんです。
だって、もしあなたが他人の痛みに鈍感で、自分勝手な人だったら、過去の自分の振る舞いを「恥ずかしい」なんてこれっぽっちも思わないはずですから。
あのフラッシュバックは、あなたがそれだけ「周りの人を大切にしたい」「良い自分でいたい」と真剣に生きてきた証拠なんですよ。
過去の自分に対して「あんなことしなきゃよかった」と思えるのは、今のあなたが当時よりもずっと大人になって、心が成長しているからに他なりません。
だから、あの苦しい波がやってきたときは、自分を責めるのではなくて、「あぁ、今の僕はあの頃よりも優しい人間になれたんだな」って、自分をたくさん褒めてあげてほしいんです。
それでもやっぱり、思い出して苦しくなったときは、ギュッと目をつぶって、心の中で「よしよし、もう終わったことだよ」「よくがんばって生きてるよ」って、今のあなたが過去の小さなあなたを抱きしめてあげてくださいね。
あなたはちっともダメなんかじゃないし、その不器用な愛おしさも含めて、今の素敵なあなたが存在しているのですから。
少しでもあなたの心が、今夜はホッと柔らかくなりますように。