新しいことを始めようとしたり、今の環境を変えようとしたりするとき、私たちの心はよく「ざわざわ」と波立ちますよね。
その「ざわざわ」の正体は、実は「今のままでいたい」という本能的な変化への恐れだったりします。
僕はこれまで、多くの方の心に触れる中で、この「変化への恐怖」がいかに人を足止めしてしまうかを間近で見てきました。
でもね、その恐れを無理に消そうとしなくて大丈夫ですよ。心理カウンセラーの「うさぴょん」として、今日はその不安と仲良くなる方法をお話しさせてくださいね。
変化を前にして足がすくんでしまうのは、あなたがそれだけ今の場所を大切にしてきた証拠ですし、何より自分を守ろうとする優しい防衛本能なんです。
だから「怖がっちゃダメだ」なんて自分を責めないでくださいね。
そんなときは、大きな変化を一気に受け入れようとするのではなく、ほんの少しだけ、スプーン一杯分くらいの「ワクワク」を混ぜてみるのがコツです。
僕は、感情というのは色水のようなものだと思っています。
真っ黒な「不安」という水の中に、いきなり真っ白な「安心」を流し込もうとしても、なかなか色は変わりません。
でも、そこにキラキラした「ワクワク」の粒をひとつ、ふたつと落としていくと、少しずつ色が柔らかく変化していくんです。
例えば、新しい人間関係に飛び込むのが怖いときは、「どんな服を着ていこうかな?」という小さな楽しみだけを考えてみる。
明日の仕事の内容が変わるのが不安なときは、「帰りにあそこの美味しいケーキを買って帰ろう」と自分にご褒美を用意してみる。
そんな些細なことでいいんです。
変化という大きな波に飲み込まれそうなときこそ、視線を足元の小さな「好き」や「楽しみ」に向けてみてください。
「怖い」という気持ちの隣に、「でも、ちょっとだけ楽しみかも」という気持ちが同居してもいいんですよ。
心の中に二つの感情があっても、それは矛盾ではありません。むしろ、それが人間らしさというものです。
僕は、あなたが無理に強がって一歩を踏み出すよりも、震える足で「えいっ」と小さくジャンプする姿を応援したいと思っています。
もし今、何かの変化を前にして立ち止まっているのなら、まずは深呼吸をしてみてください。
そして、今の自分にできる一番小さくて、一番ワクワクする選択肢を探してみませんか?
それは、新しい入浴剤を試すことかもしれないし、ずっと欲しかった本をポチッとすることかもしれません。
その小さな「ワクワク」が、いつの間にかあなたを新しい世界へと優しく運んでくれるはずです。
大丈夫。あなたは一人じゃありません。
少しずつ、ゆっくりと、あなたのペースで色を変えていけばいいんですから。
その道のりには、きっと想像もしていなかった素敵な景色が待っていますよ。