新しい人生の幕開け…20

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来年、上の娘が小学校に入学する。

そんな時、私の急な体調不良…
それでも仕事に行っていた。

なんだろう…。熱もないしな…。
私は幼少期から熱を出すということがあまりなかった。
祖母がいうには「うち熱」といって、体温計には出にくい熱を出すそうだ。

それでふと、思い出した。

「あ、私、そういえば何年か前に『うつ病』って言われたんだ…、そのせいかもしれない」
と、私は近くの精神科を受診した。

診断された病院はもう遠い。
しかもその時は「私がなるわけない」と思ったり、当時彼だった旦那もそんなに気にも留めていなかったから忘れていた。
現に、「うつ病」と言われる症状はでていなかったと思う。

母親のことや元旦那のこと、色んなことでたまに思い出して動悸がすることはあったけど、それが「うつ病」の症状だとは思いもしなかった。

病院に行ったが、精神科は物々しい雰囲気で、病院内は薄暗く居心地がいいとはとても言えなかった。

先生に前にうつ病と診断されたことなどを伝えたが、先生は私の顔をみるなり
「今までの育成環境」を聞いてきた。
はっきりいって、「げっ!」と思ったが、そのまま簡単に伝えた。

黙って先生は聞いていた。

そして「よく生きてこれましたね」と…。

私は「はい?」とキョトンとしてしまった。
どういうことだろう…。

診察が終わり、薬を出されたが「眠くなるかもしれない」と言われ
眠くなられたら…仕事はおろか、子供のことができない。

そう思い、薬はその時は飲まなかったと記憶している。
けれど、目まいと吐き気が辛くなり、休みの前の日だけ飲んでみた。

気持ち悪さや目まいは治まったように感じたが、眠気がすごかった…。
車なんて運転できない、と思うほどだった。

怖くなって、その薬は辞めた。

また精神科から足が遠のいた…。

私の体の異変に気付いたのは旦那ではなくRさんだった。

「具合わるそうだね…、もしかして妊娠?」
と…。

私は、ハッとした!

忙しさのあまり自分の「生理」の周期をすっかり忘れていたのだ。
もともと「不順」なこともあって、あまり生理のことを考えていなかった。

Rさんは「検査、してみたら?」と言った、
私は怖かった。

それでも放置しておくわけにもいかないし、妊娠ではなかったらまた別の病気かもしれない…。

どのみち怖かった…。

そして、バイトが終わって子供たちを迎えに行く時間まで少し時間があったから「検査薬」をかった。

いざトイレへ…。
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