「台風と暗闇氷爆弾」
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【雨降る前に登校】
8歳の時の夏の朝天気予報でを見てたら
昨日台風がやっと過ぎ去ったた後なのに
再び台風が接近してると報道されて更に
次来る台風は前回より大きかった
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ
前回の台風でさえ強風で傘が壊れて飛び
横殴りの雨で傘が意味が無くズブ濡れに
なってしまいそれでも学校に行ったから
行きも帰りもひどい目に合った
この時また台風が来ても休校にならずに
ずぶ濡れで登下校しないとならないから
学校なんて台風の風で飛ばされちゃえば
良いのにと強く願う
そして翌日朝起きると台風が側まで来て
今日中に上陸すると報道され外を見ると
真っ黒な雲が広がり強風が吹いてたけど
まだ傘をさすほどの雨は降ってなかった
なので雨が降る前に学校に行こうと思い
少し早めに傘を持ち登校すると30分前に
到着し雨が降る前に来れて嬉しくなって
今日は何か良い事ある気がした
教室にはまだ俺ともう1人しかいなくて
毎回遅刻ギリギリに登校し全員既にいる
騒がしい教室と違い何だかとても新鮮で
外は暗いのに心は爽やか気分
しばらくすると皆ゾロゾロ登校してきて
全員俺の顔を見るなり「何でいるの?!」
といちいち聞かれてしまいその都度俺は
「真面目だから」と答えてた
(*´-∀-)フフフッ
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【氷空爆】
給食の時間になると雷が鳴りだし昼休み
きっと雨が降り出し校庭で遊べなくなり
教室で過ごさないとなりそうだったので
憂鬱な気持ちになってしまった
ショボ──(´・ω・`)──ン
そして給食の最中外から突然バラバラと
凄い音がしてきてそれが窓に当たり時々
バン!と何か大きなものが当たる音がし
何事かとビックリしてしまった!
この時全員窓からすぐに離れよく見ると
氷が空から落ちてきてるのが見えて俺は
生まれて初めて見たひょうがこんなにも
危険な物だと初めて知って恐怖する
こんな危険な現象はすぐ止むと思ったが
全然収まる気配がなく全員給食を持って
廊下側に避難ししゃがんで食べひょうが
窓に当たる度我々は怖くて仕方なかった
しばらくすると離れた所にある教室から
バリン!と窓が割れた音がし「キャー」
と言う声が聞こえてこのままじゃ我々も
このひょうミサイルにやられると感じた
と言っても外に出れないから帰れないし
校舎は窓だらけで避難できる所は無いし
窓が割れたら怪我するしひょうが入るし
万事休すになってしまう
すると先生が窓のカーテンを全部閉めて
カーテンの下にガムテープをガチガチに
貼り付け窓が割れてもひょうが入っても
とりあえず怪我しない様にしてくれた
ε-(ノд`; )フゥ…
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【午後の授業中止】
これで安心と感じ我々は窓にガンガンと
ひょうが当たって怖かったが席に戻って
給食を食べ終わらせ片付けしてたら突然
教室の電気が消え停電になってしまった
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
そして真っ暗にな教室にひょうが当たり
女子が数人怖くて泣きだしたがこの状況
どうにも出来ないしとりあえずここなら
我々は死ぬ事ないだろうと安心してた
するとかなり肌寒くなってきて男子達は
ここぞとばかりに女子に幽霊が見えると
怖がらせて遊び俺は本を暗闇で読み始め
停電の回復をひたすら待つ
その間先生は職員室に行き対応を相談し
昼休みが終わり10分位過ぎた頃に教室に
戻って来て「ひょうはもうすぐ止むから
そしたら今日は下校です」と言った!
それを聞き我々は嬉しくて歓声を上げて
俺も「停電最高!」と思ってしまい早く
ひょうが止んでくれるのを待つと10分後
無事ひょうが止んで帰る事になった!
でも外に出ると凄い大雨と強風でこの中
傘をさして帰ってもずぶ濡れで傘も壊れ
無意味と感じて思い切って傘をささずに
大雨の中堂々と歩いて帰る
家に到着すると母親が来て「学校は⁈」
と驚かれ訳を話すと「本当?」と言って
半信半疑だったがとりあえず玄関で服を
脱ぎ風呂に直行させられサッパリできた
(*ノ∀`*)ウフフ♪