「パチンコと女心」

記事
小説
PIXTA2-2-2_MoreDetail-v3_x1_10200x5738_2pass_MoreDetail-v3.jpeg

PIXTA2-2-2 背景のみ_MoreDetail-v3_x1_10200x5738_2pass_MoreDetail-v3.jpeg





【フィーバー】



6歳の時父親と母親がパチンコ好きで
当時住んでた三郷団地にパチンコ屋が
無かったからたまに駅前まで車で行き
パチンコをして遊んでた
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

しかし俺は興味ないから退屈で店内に
落ちてる球を拾ってパチンコを打ち
それを続けてたら店員に見つかって
叱られてしまった

なので母親から球を貰って遊んでたが
全然パチンコの面白さが解らずすぐに
球が切れてパチンコが出来なくなって
また退屈になってしまう

そんなある時いつもの様に母親から
球を貰って適当にパチンコしてたら
突然パチンコ台がピカピカ光り出し
球がたくさん出てきた!

俺は初めての事でよく解らずとにかく
出てきた球をどんど打ち続けてると
ふと「これが母親と父親が言ってた
フィーバーってやつか」と気が付いた

なのでこのまま球がたくさん出れば
景品のお菓子や玩具を貰えると思い
必死に球が真ん中に行くように打ち
生まれて初めてパチンコを頑張る

すると父親と母親が来て「凄いな!
フィーバーしてるじゃん!」と言い
俺のパチンコを打つ姿をしばらく見て
母親が応援してくれてた
(# ゚Д゚)ガンバレ!


LsuoZmNLVsvzd1Q1738443857_1738443886.jpg

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓





【ヨーカドー】




しかし父親は「こんな客が少ないし
午前中なのにフィーバー台があるって
販売台じゃないか?」と心配な顔で
俺の事を見てた
アワワヽ(´Д`;≡;´Д`)ノアワワ

母親が「販売台って何?」と聞くと
父親が「店がヤクザにフィーバ台の
情報を売ってヤクザが一般人にその
情報を売る仕事がある」と説明してた

父親はその台の可能性が高いと思って
心配そうな顔をしてた様でパチンコに
夢中になってた俺に「屋上遊園地に
連れてってやるからやめな」と言う

俺も何だか嫌な予感がしたので球を
打つのを止め箱に球を出しレジに行き
玩具と交換できる程球が無かったので
全部お菓子に交換してもらった

帰る途中弟のヨッチとお菓子を分けて
食べながらそばにあるヨーカドーの
屋上遊園地に行き乗り物に乗って遊び
観覧車にも乗って思いっきり楽しんだ
(*´-∀-)フフフッ

その後母親の買い物につき合わされ
色々な店舗に入り洋服や化粧品を見て
とても嬉しそうに時間をかけて眺めて
結局口紅1個しか買わずに終わる

それを見てた俺は「よく何も買わずに
眺めて選んでるだけなのにあんなにも
嬉しそうになれるな」と感じてしまい
母親の気持ちが全く理解できなかった

cxtu4XKqI0nIAKU1738444087_1738444125.jpg


〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓





【引き際】




なので俺はきっと大人になれば母親と
同じ気持ちになるんだろうと思ったが
退屈そうな父親の顔を見て「女だけの
特有の気持ちなのかな?」と感じた

数日後また父親と母屋に連れられて
パチンコしに行きこの日は混んでて
俺は母親の膝の上に乗りパチンコする
様子をずっと見させられてた
|´・_・`)。oO(暇)

混んでたからいつもの様に母親の隣で
球を少し貰いパチンコする事も出来ず
興味もないし退屈だし眠くなってきて
そのまましばらく寝てしまう

そして目が覚めると足元に球が入った
赤い箱が5個位置かれそれを見た俺は
「もしかしてたくさん球が出たのか?」
そう感じて母親に聞いてみた

すると母親が「今フィーバーしてるから
ちょっと黙って」と言いどうやら本当に
大当たりをしてる様でその興奮が俺にも
ひしひしと伝わって来てた

しばらく見てると球が徐々に減って行き
俺はフィーバーが終わったのだと思い
母親に「もうフィーバー終わったから
退屈だし帰ろうよ!」と言ってみる

でも母親は「またすぐフィーバー来て
球たくさん出るからもうちょっとだけ」
そう言って続けてたらとうとう球が全部
無くなって俺の玩具交換も消滅した
(;д;)グスン

04bkMAXXfKBPTpb1738444297_1738444344.jpg

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す