標準体重

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本日は、標準体重について簡単に説明します。
今まで、 糖尿病や腎臓病などの食事療法を説明してきました。
そこで、必ず出てくるのは「標準体重」です。
以下を参考にしました。
医学的に理想の体重とは | 健康長寿ネット
近年、肥満が要因となる生活習慣病予防のために減量をしたり、偏った食事制限をする方もいますが、肥満だけではなく、痩せすぎも健康への影響があります。本頁では、食事制限と寿命の関係・肥満度の判定基準などを踏まえ、医学的に理想の体重について解説します。


①標準体重とは
②BMIとは
③標準体重より痩せている?太っている?
まとめ


①標準体重とは
標準体重とは、最も生活習慣病のリスクが低い体重です。
生活習慣病には糖尿病、高血圧、脂質異常症などの病気があります。
多くの日本人のデータに基づき、年齢ごとに標準体重が決められています。
標準体重の求め方はこちらです。
標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22(kg/㎡)
<例>
身長160cmの人の標準体重は
1.6(m)×1.6(m)×22(kg/㎡)= 56.3(kg)
という計算になります。
ここで登場する数字の22は一体何を意味するのでしょうか?
次で詳しく説明します。
ちなみに、日本は欧米諸国よりも標準体重は軽い設定です。
今後、日本人の食事がさらに欧米化して体格が大きくなっていくと、変更される可能性もあります。


②BMIとは
BMI(ビーエムアイ)はBody Mass Index の略で、体格の大きさを表します。
BMIが低いと痩せている、高いと太っていると判断します。
しかし、どの程度痩せているのか、太っているのかは判断できません。
これを判断できるのがBMIです。
日本人18〜49歳の目標BMIは18.5〜24.9です。
この平均値22 を、標準体重の計算に使います。
目標BMIは、高齢になるにつれて高くなります。
50〜69歳…20〜24.9
70歳以上…21.5〜24.9
高齢者は痩せると筋肉が落ちてしまいます。
筋肉が落ちると歩けなくなったり、立てなくなったりして介護が必要になってしまいます。
そうならないために、標準体重の維持と筋肉の低下予防はとても大切です。


③標準体重より痩せている?太っている?
標準体重に近く、目標BMIの範囲の中であれば、生活習慣病のリスクは下がります。
あなたはどちらでしょうか?
痩せ過ぎ、太り過ぎはどちらも生活習慣病のリスクが高く、病気になりやすいです。
まずはあなたの標準体重を知って、健康な生活を送れるようにしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
標準体重は生活習慣病のリスクが最も低い健康的な体重です。
標準体重なるべく近く、目標BMIの範囲内をキープしましょう。
健康な体作りの一歩になりますよ。
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