脳を操る “黒幕”

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腸は身体、心、脳に関わる土台です。
なので、腸の不調は万病の元です。

排泄する力が弱まったり、便秘になったりすると、大腸に老廃物や毒素がたまってしまいます。毒素が全身に回ると、肌荒れやだるさなどの原因にもなります。

また、便秘が悪化すると腸閉塞に、慢性的な便秘になると大腸がんなどの重い病気になるリスクが増えます。さらに、腸は脳とも密接なつながりがあり、精神状態やうつ病に関係することがわかってきました。

下に、腸活で防げる可能性のある病気をまとめてみましたので、ご参考ください♡

【うつ病】
うつ病の人は腸内環境が荒れていることが多いなど、近年、腸との関係が明らかになってきました。腸が何らかの異常をきたし、免疫機能が低下すると、脳が一種の炎症病態になり、うつ病の原因のひとつになると考えられています。

【認知症】
アルツハイマー型認知症は、腸内細菌の多様性が減るなど、腸内環境と関連があることが分かっています。つまり、腸活によって腸内環境を整えることは、アルツハイマー型認知症の予防にも役立つのです。

【アレルギー】
アレルギー症状は、身体を守るべき免疫が正しくはたらかなくなることによって発症します。腸内環境が悪いとアレルギーを起こしやすく、腸内細菌のバランスをよくすることで症状が改善するケースが多数報告されています。

【感染症】
腸活によって免疫力を取り戻せれば、感染症にかかりにくくなるのはもちろん、感染した場合でも重症化しにくい身体になります。腸活によって、予防接種なしでもインフルエンザ流行期に感染しなかった例などが多くあります。

【がん】
大腸がんは、日本人が最も多くかかっているがんの1つです。予防のためにも、しっかり腸活をして腸の状態をよくしておきましょう。その他のすべてのがんも免疫によってかかりにくくすることができるので、がん予防に腸活はかかせません。

腸と脳はお互いに強く影響を及ぼしています。

「ストレスでお腹が痛くなる」「食欲が増すのは消化器官のホルモンが由来」など、お互いの関係は「腸脳相関」と呼ばれるほど密接なのです。

つまり、腸は脳を操る“黒幕”ともいえます。

脳が強い緊張を覚えると、胃腸に動きを止めるように指令を出します。だから、緊張しているときはお腹が空かないのですね。

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