ギフテッドと2Eは、すぐに決めつけられない

ギフテッドと2Eは、すぐに決めつけられない

記事
コラム

―10代まで見守る視点が必要な理由―


ギフテッドや2Eの子どもを考えるとき、大人はつい早く答えを出したくなります。

「この子はギフテッドなのか」

「発達障害なのか」

「2Eなのか」

「ただのわがままなのか」

保護者にとって、わが子の状態が分からないことはとても不安です。学校でトラブルがある。先生との関係がうまくいかない。友だちと話が合わない。家庭では癇癪を起こす。そうした姿を見ていると、早く名前をつけたくなります。

しかし、ギフテッドや2Eは、幼い段階ですぐに確定できるものではありません。

特に、8歳から10歳ごろにかけて、子どもは社会性を伸ばしていきます。友だちとの関わり方、集団の中でのふるまい、相手の気持ちの想像、学校生活への適応。こうした力は、少しずつ育っていきます。

ギフテッドの子の中には、この時期に社会性の発達がまだ追いつかず、周囲と衝突する子がいます。友だちと話題が合わない。大人に強く意見する。ルールの矛盾にこだわる。感情が大きく揺れる。そうした姿が見られます。

ただし、それだけで「2E」と決めつけることはできません。

成長とともに落ち着いてくる子もいます。環境が変わることで困りごとが減る子もいます。理解ある先生や友だちに出会い、社会性が伸びていく子もいます。

一方で、10代になっても困難が強く残り、学校生活や対人関係に大きな支障が出る場合には、2Eとしてより丁寧な支援が必要になることもあります。

大切なのは、早くラベルを貼ることではありません。

その子が今、どこで困っているのかを見続けることです。

私は、ギフテッドや2Eを「診断名を急ぐための言葉」としてではなく、「才能と困難の両方を見るための視点」として使うべきだと考えています。

確定できるかどうかより先に、支援は始められます。

知的刺激を満たす。

人間関係を支える。

先生との間を翻訳する。

安心できる居場所を作る。

10代までの子どもには、決めつけよりも、見守りと調整が必要なのです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら