第92話「なぜ答えを急ぐのか?」

第92話「なぜ答えを急ぐのか?」

記事
コラム
・トラウマを明確に否定する

・自分の未来を信じられるか?



青年

「僕の友人にYという男がいます。



みんなから愛され、周囲の人々を一瞬で笑顔にしてしまう、



ひまわりのような男です。



さて、先生はアドラーの目的論によって、



僕がYのように変われると主張されるのですよね?」



哲人

「ええ。わたしもあなたも、

人は誰でも変われます。」



青年

「では、先生、



わたしはYのような人間になるとお考えですか?」



哲人

「この段階で申し上げるとするなら、



およそ無理な相談でしょう。」



青年

「ははっ、ついに尻尾を出しましたね!



ご持論を撤回されるわけですか?」



哲人

「いえ、そうではありません。



残念ながらあなたは、



まだアドラー心理学をほとんど理解されていない。



変わることの第一歩は、知ることにあります。」




青年

「だったら、アドラー心理学をなんたるかを



理解しさえすれば、わたしもYのような人間になると?



哲人

「なぜそう答えを急ぐのです?



答えとは、誰かに教えてもらうのではなく、


自らの手で導き出していくべきものです。


他者から与えられた答えは


しょせん対症療法にすぎず、


なんの価値もありません。」


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人が変われる時というのは



自分で納得したときです。



口では、変わります。



といっている人の多くは変われないです。



その理由は、上のフレーズにあるように



だれかから答えをもらおうとしているからです。



多くの人がうまくいった方法はありますが



それがあなたに合っているかなんてわからない。



自分の手で答えを作っていくこと


これをできるかどうか。




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