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50代の転職

先週、クライアント企業の担当者だった50代のAさんと話しをしました。Aさんはちょうど1年前に転職。「最近、どうしていますか」と情報交換したのです。彼は大手食品メーカーでマーケティングをやってきたので、いまの職場(総合商社)ではもっぱらB2Cのマーケティングを教えるのが仕事です。お話を伺う限り、とても充実した日を送られているようでした。 50代の転職は過去5年間で80%も増えています。彼らの目的は在籍企業よりも長く働ける会社での長期的な収入確保です。人生100年時代を見据えたライフビジョンを持っているのです。50代の採用は、特に30代を採用できない中堅・中小企業がベテランの大手企業出身者を採用するケースが多いのではないでしょうか。大企業出身となれば年収も高く、中堅・中小企業にとっては負担も大きい。しかし若年層の人手不足を考えると、即戦力の50代に食指が動くのも納得がゆきます。高スキル人材は不足しがちですから、その解決策として広がりつつあります。 50代の転職を成功させるにはどうしたら良いでしょうか。僕は「今の仕事を頑張ること」だと思います。なにも50代に限ったことではない。しかし30代で頑張るのは昇格・昇進のためかもしれません。50代ではそれはあまり望めないので別のところに目標があります。それは社内や業界の中で良い評判を立てることです。「Aさんだったら、退職した時にうちに来て欲しい」「私の得意先にAさんを紹介したい」。このように周囲に思ってもらえるようになると成功です。転職で有利なのはこちらから売り込むことではなく、向こうからオファーが来ることなのです。それが年収を下げない転職の
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【Y-Biz】人生100年時代を生き抜くために!ミドルシニアのリカレント教育のススメ

はじめに「人生100年時代」という言葉が定着する中、働き方も多様化し、ミドルシニア世代の方々も長く活躍することが期待されています。一方で、技術革新のスピードはますます加速し、新たなスキル習得が求められる時代となりました。このような状況下で、ミドルシニア社員の学び直し、すなわち「リカレント教育」が注目を集めています。ミドルシニアのリカレント教育が注目される理由・健康寿命の延伸と働き方の変化: 健康で長生きできるようになった一方で、定年後のセカンドキャリアや、現役世代におけるキャリア転換の機会が増えています。・技術革新の加速: AIやIoTなどの技術が急速に進歩し、既存の知識やスキルだけでは対応できない状況が生まれています。・多様化する社会ニーズ: 社会課題の解決や新たなビジネスモデルの創出など、多様なニーズに対応するためには、幅広い知識や経験を持つ人材が求められています。リカレント教育がもたらす効果ミドルシニア社員がリカレント教育を受けることで、以下の効果が期待できます。・自己成長とモチベーション向上: 新しい知識やスキルを習得することで、自己肯定感や達成感が高まり、仕事に対するモチベーションが向上します。・組織の活性化: ミドルシニア社員が新しい視点やアイデアを持ち込むことで、組織全体の活性化につながります。・イノベーション創出: 異業種の方々との交流を通じて、新たなビジネスチャンスやアイデアが生まれる可能性があります。ミドルシニアのリカレント教育のポイントミドルシニア社員がより効果的にリカレント教育に取り組むためには、以下の点が重要です。・自分らしさを再発見: 普段の職場を離
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【Y-Biz】AIを動かすのは「技術」ではなく、あなたの「経験」です。ミドル・シニアこそキャリアを再起動(リブート)できる理由

はじめに「AIの進化で、今の仕事がなくなるかもしれない……」そんな不安を抱えていませんか?特に、長年キャリアを積み上げてきたミドル・シニア世代の方ほど、最新テクノロジーという言葉に距離感を感じているかもしれません。しかし、キャリア支援のプロとして断言します。生成AIを最も使いこなし、最大の恩恵を受けられるのは、ITに詳しい若者ではなく、実は「豊富な経験を持つあなた」なのです。今回は、AIを「恐れる対象」から「最強の武器」に変え、あなたのキャリアを再起動(リブート)させる新しい考え方をお伝えします。AIを動かす正体は、あなたの「文脈(コンテキスト)」「AIは魔法の箱ではないか」と思われがちですが、実際は、指示を出す人間の「言葉の質」によって結果が劇的に変わる道具です。AIに精度の高い仕事をさせるために最も必要なのは、プログラミングスキルではありません。その業務の背景、目的、相手の感情、そして過去の成功や失敗から得た「経験値(文脈)」です。例えば、若手が「営業メールを書いて」とAIに頼んでも、表面的な文章しか出てきません。しかし、ベテランのあなたが「相手は創業50年の保守的な社風で、今回は誠実さを最優先に、この課題を解決する提案をしたい」と条件を加えたらどうでしょう。AIは、あなたのキャリアの経験を反映した「最強の右腕」として動き出します。AIを動かすエネルギー源は、最新の技術ではなく、あなたが積み上げてきた「知恵」そのものなのです。「キャリア・リブート(再起動)」という新しい選択肢これまで、新しい時代に合わせるためには「学び直し(リスキリング)」が必要だと言われてきました。しかし
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失敗したくない気持ちが、最初の一歩を重くする理由

キャリアコンサルタント資格を取った。学びも続けている。頭では「そろそろ動かなければ」と思っている。それなのに、なぜか最初の一歩が出ない。求人を見ても応募できない。発信しようとしても手が止まる。サービスを作ろうとしても、なかなか出せない。そんな時、心の奥ではこんな気持ちが動いていることがあります。「失敗したくない」この気持ちは、決して珍しいものではありません。むしろ、真面目で責任感が強い人ほど、この気持ちは強くなります。そして実際、キャリアコンサルタントとして活動していない理由には、「他の仕事などで忙しく、自分自身に時間的余裕がない」「自分自身の専門的スキル・知識に自信がない」「周囲にキャリアコンサルティングの仕事(ニーズ)がない」といったものが挙がっています。つまり、動けない背景には、時間や環境だけでなく、「失敗したくない気持ちにつながりやすい不安」が複数重なっているのです。失敗したくないと思うのは一概に悪いことではありません。まず最初にお伝えしたいのは、ここです。失敗したくないと思うのは、一概に悪いことではなく、むしろ自然なことかもしれませんし、キャリアコンサルタントという仕事を軽く見ていないからです。人の働き方、人生の節目、迷い、不安に関わる。そう考えると、中途半端な状態で相談に乗っていいのか?自分の言葉で相手を傷つけないか?求人に応募しても通らなかったらどうしよう?発信しても反応がなかったら恥ずかしい?そんな気持ちが出てきます。この感覚は、とても自然です。ただ、その自然な感覚や感情が強くなりすぎると、今度は「失敗しない方法が見つかるまで動けない」という状態になってしまいま
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年齢が不利だと思い込んでしまう落とし穴

「もう50代だから不利ではないか?」「60代から始めても、求人では相手にされないのではないか?」「若い人の方が、これからの時代は有利なのではないか?」この不安は、とても自然です。ただ、ここで一度立ち止まって考えたいことがあります。それは、「年齢そのものが不利」なのではなく、「年齢を不利だと決めつけること」の方が、実は大きなブレーキになっているということです。そもそも、キャリアコンサルタントの中心層は50代ですまず大前提として知っておきたいのは、キャリアコンサルタントの世界では、50代・60代は決して少数派ではないということです。JILPTの調査では、年齢別構成は50代が40.5%で最も多く、次いで60代が24.0%、40代が23.0%でした。報告書では、「50代を中心に40代~60代の中高年齢者がキャリアコンサルタントの大多数を占めている」と整理されています。さらに、「ほぼ毎日活動している」のは50代・60代が中心であることも示されています。また、15年ほどの経年比較でも、30~40代が大きく減少し、50代がピークとなり、60代以上が増加するなど、高齢化傾向が顕著とされています。現在、キャリアコンサルタントは50代が中心であり、60代以上の増加も著しいと報告されています。つまり、「50代だから遅い」「60代だから場違い」というより、そもそもこの資格を活かしている人の中心がミドルシニアなのです。落とし穴1 「年齢が高い=不利」と一括りにしてしまう年齢に不安を持つ人は多いのですが、その時に起こりやすいのが、年齢を一つのラベルでまとめてしまうことです。たとえば、50代だから不利60代
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「私なんかに相談したい人はいない?!」と思ってしまう理由

キャリアコンサルタント資格を取った。学びも続けている。それでも、いざ活動を始めようとすると、心のどこかでこんな声が聞こえてくることはないでしょうか。「私なんかに相談したい人はいないのではないか?」「もっと実績のある人の方が選ばれるに決まっている?」「自分にお金を払ってまで相談したい人なんているのだろうか?」この気持ちは、とてもよく分かります。しかも、こう感じてしまうのは、あなただけではありません。JILPTの調査でも、キャリアコンサルティングに関連する活動をしていない理由として、「周囲にキャリアコンサルティングの仕事(ニーズ)がない」34.7%、「自分自身の専門的スキル・知識に自信がない」16.7%が挙がっています。つまり、「求められていないのでは」という感覚と「自分にはまだ足りないのでは?」という感覚は、多くの資格取得者が抱える共通の壁なのです。※私はこれを「まだまだ病」と呼んでいます。では、なぜ私たちは「私なんかに相談したい人はいない」と思ってしまうのでしょうか?それは、あなたに価値がないからではありません最初に、いちばん大事なことをお伝えします。この不安は、あなたに価値がないから生まれるのではありません。むしろ逆で、真面目で責任感があり、人の人生に関わる仕事を軽く考えていない人ほど、この不安を抱えやすいのです。「相談を受ける以上、きちんと役に立てなければいけない」「中途半端な状態で名乗ってはいけない」「相手に失礼があってはいけない」こう考えるのは、誠実さの表れでもあります。ただ、その誠実さが強すぎると、今度は「十分な人でなければ、相談される資格がない」という思い込みに変わ
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40代・50代のキャリア、もう遅い?──いいえ、これからです

年齢が気になって一歩踏み出せないあなたへ「40代・50代からの転職は厳しい」「今さらキャリアチェンジなんて無理じゃないか」「この年齢で雇ってくれる会社なんてあるのだろうか」そんな声を、私は何度も聞いてきました。でも結論から言います。キャリアに“もう遅い”なんてことはありません。むしろ、これまでの経験があるからこそ、今からの挑戦に価値があります。経験はあなたの「資産」になる40代・50代は、他の世代にない強みを持っています。・課題を乗り越えてきた経験・長期的な人間関係の構築力・組織の中で培った調整力やリーダーシップこうした力は、スキルシートには書ききれない「現場力」として企業が求めるものです。まずは、これまでのキャリアを棚卸しし、自分がやってきたことを過小評価しないことが大切です。成長できるのは若手だけではない「学び直し」や「新しいチャレンジは若い人のもの」──そう思い込んでいませんか?近年では、ミドルシニア層向けのリスキリング(学び直し)プログラムも増え、未経験分野への挑戦も現実的になっています。・ITスキルやデジタルツールの習得・管理職からプレイヤー職への転換・セカンドキャリアとしての異業種チャレンジ成長は年齢に関係なく可能です。キャリアを止めるのは、自分自身の思い込みかもしれません。年齢をマイナスではなく「信頼」として伝える面接で「年齢が不利では?」と不安に思う方は多いですが、企業側は年齢そのものではなく、その人の姿勢や適応力を見ています。・柔軟に学ぶ意欲があるか・周囲とうまくやっていけるか・経験を新しい環境で活かせるか年齢を引け目に感じるのではなく、「だからこそ培った強み
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相談者に選ばれるキャリコンの強みはどう作るのか

キャリアコンサルタント資格を取ったあと、多くの方が次の壁にぶつかります。「自分の強みは何となく分かってきた。でも、それが本当に相談者に選ばれる強みになるのか分からない」これはとても自然な悩みです。なぜなら、強みは自分の中で納得できるだけでは足りず、相手に「この人に話したい」と思ってもらえる形になって、はじめて力を持つからです。実際、JILPTの調査では、相談場面で最も重視されていたのは、「話をよく聴いて感情表現を促し、相談者の気持ちに寄り添う」38.7%でした。つまり、相談者に選ばれる土台は、まず「すごい人」よりも、きちんと聴いてくれそうな人であることが分かります。強みは「持っているもの」より「伝わるもの」が大事ここでまず押さえたいのは、強みは、持っているだけでは意味がないということです。たとえば、営業経験がある。管理職経験がある。転職経験がある。介護や両立の経験がある。趣味を長く続けてきた。占い、自己理解支援、ロープレ相手などの入口がある。こうしたものは、どれも十分に強みの材料です。でも、それがそのままでは相談者には伝わりません。相談者に伝わる形とは、「この人は、私のどんな悩みを理解してくれそうか」が見えることです。つまり、強みを作るとは、「私は〇〇をしてきました」ではなく、「私は、こんな悩みを持つ人に、こう役立てます」まで言葉にすることなのです。選ばれる強みは、「誰に役立つか」が入っている相談者に選ばれるキャリコンの強みには、共通点があります。それは、相手が自分ごとにしやすいことです。たとえば、「営業経験があります」よりも、「応募が怖くて動けない人の気持ちが分かります」「管
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親の介護と自分の老後がぶつかる時代になった

「親のことは心配だけれど、自分の老後も漠然とですが不安です」50代前後の方とお話ししていると、この言葉を本当によく聞きます。昔なら、親の介護は親の介護、自分の老後は自分の老後、と少し分けて考えやすかったのかもしれません。でも今は、そう簡単には分けられません。親が後期高齢者に近づく時期と、子ども世代が老後資金を本気で考え始める時期が、ちょうど重なってきているからです。だから今の40代後半から50代は、親を支える責任と、自分のこれからを守る責任を、同時に背負いやすい世代になっています。親の高齢化は、もう「そのうち」ではない内閣府の令和7年版高齢社会白書では、2025年に65歳以上人口は3,653万人に達すると見込まれています。さらに、総人口に占める75歳以上人口の割合は今後も上昇し、将来は約4人に1人が75歳以上になると推計されています。つまり、親世代が後期高齢者に入っていく流れは、すでに社会全体の大きな現実です。親が70代に入ると、まだ元気に見えても、通院、服薬、転倒、物忘れ、住まいの不安など、少しずつ「支える準備」が必要になることが増えてきます。そしてその時、子ども世代はちょうど、自分の定年後や年金や貯蓄を真剣に考え始める年齢に差しかかっています。ここで、親の介護と自分の老後が、同じ家計と同じ時間を取り合い始めるのです。実際に、介護の担い手の中心は50代にいる総務省の令和3年社会生活基本調査では、ふだん家族を介護している人は653万4千人でした。年齢階級別にみると、50~59歳が183万6千人で最も多く、また60歳以上で介護者全体の約5割を占めています。つまり、介護は「もっと年
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ミドルシニアのキャリコンがデビューできないのはなぜか?

キャリアコンサルタント資格を取った。学び直しもしている。更新も考えている。それなのに、なかなかデビューできない。この悩みを抱えているミドルシニア世代の方は、決して少なくありません。しかも、この問題は単に「本人の努力不足」で片づけられるものではありません。実際、JILPTの調査では、キャリアコンサルティングに関連する活動をしていない人が29.7%いました。さらに、活動していない理由として多かったのは、「キャリアコンサルティングとは関係のない組織、部署等に所属している」、「周囲にキャリアコンサルティングの仕事(ニーズ)がない」「所属する組織がキャリアコンサルティングに熱心ではない」といったものでした。つまり、ミドルシニアのキャリコンがデビューできない背景には、個人の問題だけではなく、資格を取っても仕事につながりにくい構造があるのです。そもそも、ミドルシニアは少数派ではありませんまず大前提として、ミドルシニア世代がキャリアコンサルタントの中で珍しい存在というわけではありません。調査では、30代・40代の割合が減少し、50代がピークとなり、60代以上が増加するなど、高齢化傾向が顕著だと示されています。2022年調査では、50代の割合が40.5%に達し、直近では40代の減少と60代以上の増加が目立っています。つまり、「もう50代だから遅い」「年齢的に不利なのでは」というより、そもそも資格保有者の中心層そのものがミドルシニアなのです。にもかかわらずデビューできない人が多いのは、年齢そのものよりも、資格取得後の進み方が見えにくいことに原因があると考えた方が自然です。資格を取った後の「入口」が
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キャリアコンサルタント資格を取ったのに動けない人へ

「せっかく資格を取ったのに、何も始められていない」「キャリアコンサルタントとして活動したい気持ちはあるのに、最初の一歩が出ない」「求人を見ても、自分にできる気がしない」もし今、そんな気持ちを抱えているなら、まずお伝えしたいことがあります。それは、あなたが特別にダメなのではない、ということです。実は、キャリアコンサルタントの世界では、資格を取ったあとに活動できずに止まってしまう人は決して少なくありません。JILPTの調査でも、全調査対象者の約3割(29.7%)が活動していない状況にあるとされています。活動していない主な理由は、「キャリアコンサルティングと関係のない組織・部署に所属している」53.4%、「周囲にキャリアコンサルティングの仕事(ニーズ)がない」34.7%でした。つまり、「資格を取ったのに動けない」という悩みは、あなただけの問題ではなく、資格取得者の多くがぶつかる「よくある壁」なのです。動けないのは、やる気がないからではありません資格を取った直後、多くの方はこう考えます。「まずは求人を探そう」「でも実務経験がない」「やっぱり自分には無理かもしれない」「もう少し勉強してからにしよう」そして、気がつけば数か月、あるいは1年以上が過ぎてしまう。この流れは、とてもよくあります。けれど、ここで大切なのは、動けない理由を「根性」や「気合い」の問題にしないことです。動けない人の多くは、怠けているのではありません。むしろ真面目で、慎重で、責任感が強い方ほど動けなくなりやすいのです。なぜなら、キャリアコンサルタントは「資格を取ればすぐ仕事になる」職種ではなく、資格取得後に、どんな形で、誰
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介護のお悩み、一人で悩まず介護離職を決める前に、是非ご相談下さい

「うちは社員同士の距離が近いから、誰かが困っていれば分かるはず」 「幹部社員が突然辞めるなんて、うちには関係ない」 ――そんなふうに考えている経営者の方、いらっしゃいませんか? しかし実際には、社員が「親の介護」で静かに職場を去っている現実があります。 それも、事前に会社へ相談することなく。 ■ なぜ、経営者は「うちは大丈夫」と思い込んでしまうのか? その背景には、いくつかの“思い込み”が潜んでいます。 幹部社員は責任感が強く、辞めないはず 介護は家族で何とかするもので、会社に持ち込まないだろう 制度は整備してあるから使えるはず 介護離職は大企業の話。中小企業ではまだ少ない これらはいずれも、データによって否定されています。 ■ 介護離職は「静かに」「急に」起こる ある調査では、介護離職をした人の半数以上が、制度(介護休暇・介護休業)を一切利用せずに辞めていることが分かっています。 社員が何も言わず、有給休暇で何とかしながら限界まで我慢し、 「これ以上は無理」となったときに、突然退職届を出す――それが典型的な介護離職の形です。 そしてそれは、規模にかかわらず、どの企業でも起こり得る問題です。 🔹 過去1年間に「介護離職があった」と答えた企業:7.3% 🔹「今後、介護離職が増える」と考える企業:71.2% ※経済産業省「仕事と介護の両立支援に関する実態調査」より この数字を見て、「自分の会社も例外ではないかも…」と感じられた方も多いのではないでしょうか。 ■ 思い込みからの脱却が第一歩 介護離職防止の第一歩は、「自社には関係ない」という思い込みを捨て、実態を把握することです。 な
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第2回 終活が進まないのは“あなたのせい”じゃない

~「まだ早い」「時間がない」を乗り越える3つのヒント~「終活って大事そうだし、いずれは…と思ってるんですけど」「なんとなく、やらなきゃなって思ってはいるんですよ」シニアライフ相談サロンにいらっしゃる多くの方が、こうおっしゃいます。でも実際には、ほとんどの方が何も始められていないのが現状です。終活をテーマにした講演会でも、「聞いてよかったです!」という声のあとに続くのは、「でも、何から手をつけたらいいかわからなくて…」というつぶやき。実はこの「終活が進まない」状態には、誰もがハマる3つの共通パターンがあります。■ 終活が進まない“3つの落とし穴”1. 「まだ早い」と思ってしまう「元気だし、まだ60代だし、終活なんて縁起でもない」これは、多くの方が持つ誤解です。でも実際には、終活を早く始めた人ほど、ゆっくり・じっくり・納得のいく準備ができています。逆に病気や事故で急に準備せざるを得なくなった人は、「もっと早くやっておけばよかった…」と必ず後悔しています。終活とは「人生を閉じる準備」ではなく、「これからをより良く生きるための整理整頓」なのです。2. 「時間がない」と感じる働きながらの生活、家事、親の心配、自分の健康管理…。現役世代の50代・60代は本当に忙しい。ですが、1日10分でも構わないのです。たとえば、エンディングノートの表紙に名前を書くだけでも、立派な一歩です。時間がないからできないのではなく、「完璧にやろう」としてしまうから進まない。小さく、気軽に、始めましょう。3. 「1人で考えるのが不安」終活のテーマはお金、相続、介護、医療、葬儀など多岐にわたります。自分の人生を見つめ
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第3回:実践の場がない?──経験ゼロから始めるミドルシニアキャリコンの“動き方”

キャリアコンサルタント資格を取得したものの、「現場がない」「実務経験が積めない」と感じている方は少なくありません。特に、50代・60代でキャリアチェンジに挑戦したミドルシニア世代の方は、「資格を取ったはいいけど、動き出し方がわからない」という声をよく聞きます。ですが実は、実践の場は“待つもの”ではなく、“自らつくるもの”。今回は、経験ゼロからでも始められる“動き方”と、初期の相談経験を得るための言葉がけの工夫についてお伝えします。経験がないから動けない?その思い込みを疑おうよくある悩みのひとつが、「実務経験がないから求人に応募できない」「現場に出るには、もっと勉強してから…」という“待ちの姿勢”です。ですが、これは“まだまだ病”の一種。【完璧にならないと始めてはいけない】という思い込みが、チャンスを遠ざけてしまっているかもしれません。最初の一歩は、“準備万端”でなくても構いません。むしろ、小さな実践を積み重ねながらスキルと自信を育てていくことこそ、王道です。実践のチャンスは、すでに身のまわりにあるそれでは、どのように“最初の実践”を始めればいいのでしょうか?以下に、ミドルシニア世代におすすめの「5つのステップ」をご紹介します。✅ 実践力を育てる5つのステップ1. 仲間とロールプレイ練習会を開く気軽に声をかけ合って「ミニ練習会」を開くのも有効です。ロープレのテーマは、「転職」「育児との両立」「退職後の不安」など、自分たちの等身大の話題で構いません。2. 家族・友人・知人に“話を聞かせてもらう”「キャリアコンサルタントとして練習させて」ではなく、こんな声かけに変えてみましょう:「今
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第2回:資格を取っても書類選考に落ちる理由──ミドルシニアの壁と突破口

「履歴書を出しても、まったく連絡が来ない」「せっかくキャリアコンサルタント資格を取ったのに、応募しても採用されない」──そんな声を、私はこれまで数えきれないほど聞いてきました。特に、50代・60代で資格を取ったミドルシニア世代に多く見られる悩みです。ですが、それは決して“あなたの能力不足”ではありません。書類選考に落ちる本当の理由を、冷静に整理し、突破口を探ることで、ミドル世代ならではのキャリア戦略はきっと見えてきます。ミドルシニア世代が書類選考に通らない「3つの理由」1. 「実務経験」の壁多くの求人票には「キャリア支援経験〇年以上」などの条件が並んでいます。ミドルシニアが資格取得後すぐに応募しても、「経験がない」と判断されてしまい、門前払いになってしまうケースがほとんどです。2. 「年齢」の壁?──実は“応募分野のミスマッチ”かもしれない一見「年齢のせいで落とされた」と思いがちですが、実は多くの場合、問題は**年齢そのものではなく「応募先との不一致」**にあります。たとえば──ミドルシニア世代のキャリアコンサルタントが、大学のキャリアセンターや若者支援の現場(地域若者サポートステーションなど)に応募した場合、その支援対象(学生・20代~30代の若者)と応募者自身の経験が“かみ合わない”と判断されることがあるのです。つまり、評価されない理由は、あなたの年齢ではなく、求められている支援分野とのミスマッチ。これを理解せずに「とにかく応募すればどこかに通るだろう」と思ってしまうと、空振りが続き、自信を失う結果になりかねません。3. 「応募書類」の“ズレ”実は、履歴書や職務経歴書で自分
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終活を「死の準備」と考える人ほど動けなくなる

「終活って、まだ早い気がする」「そんな話をしたら、親に嫌がられそう」「縁起でもないと思われたくない」終活の話が進まないとき、多くのご家庭で起きているのは、知識不足だけではありません。もっと大きいのは、終活という言葉そのものが重すぎることです。私は、終活が進まない一番の理由は、終活=死の準備と受け取られやすいことだと思っています。実際、厚生労働省の普及啓発事例集でも、自治体がACPやメッセージノートを広める際に、「終活や死ぬ準備のように捉えられないように配慮した」と紹介されています。さらに、自治体が作ったエンディングノートや人生会議ノートは、作っても活用されないことが課題だという声も多く挙がっています。つまり、行政や支援の現場でも、「重く聞こえると人は動きにくい」という問題意識が共有されているのです。必要だと思っていても、動けない人は少なくない内閣府の令和7年版高齢社会白書では、老後のために必要だと思う備えとして、「終活関係の準備」を挙げた人は38.1%でした。一方で、その「必要だ」と考える人の中でも、実際に何らかの準備をしている人は60.2%、準備しているものはない人が32.9%でした。必要性を感じていても、約3人に1人はまだ手をつけられていないことになります。あわせて、認知機能の低下等に伴う財産管理への備えを必要だと思う人は7.8%**にとどまっており、後になって困りやすいテーマほど後回しにされやすい現実も見えてきます。ここに、終活の難しさがあります。多くの人は「必要ない」と思っているわけではありません。本当は必要だと分かっている。でも、「死」を正面から連想させる形では始めづ
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『「自分の強みがわからない」は才能の宝庫。見つけ出すための3つの視点』

「あなたの強みは何ですか?」面接や自己紹介の場で、この質問に窮した経験はありませんか?「特に人様に誇れるようなことなんてない」「自分には特別な才能はない」…そう感じて、言葉に詰まってしまう。もしあなたが今、「自分の強みがわからない」と感じているのだとしたら、それは決してあなたが凡庸だからではありません。むしろ逆です。それは、あなたが「才能の宝庫」の上に立っているのに、その価値に気づいていないだけなのかもしれません。なぜ、私たちは自分の強みに気づけないのでしょうか?その最大の理由は、「強み」とは、本人にとってあまりにも「当たり前」で「自然」にできてしまうことだからです。息をするように、無意識にできてしまうこと。だからこそ、それが特別な能力だとは認識できないのです。魚は、自分が水の中にいることに気づきません。それと同じです。でも、大丈夫。今日は、その「当たり前」に隠されたあなたの才能を見つけ出すための、3つの視点をご紹介します。視点1:「人からよく頼られること」に注目するあなた自身は「大したことない」と思っていても、周りの友人や同僚が、なぜかあなたに頼ってくることはありませんか?「この書類、ちょっと見てくれない? あなたのチェックは正確だから」「ちょっと話を聞いてほしいんだけど…。あなたと話すと、頭が整理されるんだ」「このイベントの幹事、お願いできないかな? あなたが仕切ると、いつもスムーズだから」これらは、他者から見たあなたの「強み」そのものです。あなたは無意識にやっているかもしれませんが、他の人にとっては、それは「お金を払ってでもお願いしたい」レベルのスキルなのです。今すぐ、過
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介護のお悩み、一人で悩まず介護離職を決める前に、是非ご相談下さい

「うちの社員は誰も親の介護なんてしていないと思う」 「介護が始まったら、相談に来るはずだ」 そのように考えている企業こそ、もっとも介護離職のリスクが高いと言えるかもしれません。 ■ 介護離職の“本当の姿”は、表に出ない 介護離職の問題が厄介なのは、社員が声を上げにくいことにあります。 🧠その理由は? 「介護していることを職場に知られたくない」 「上司に迷惑をかけたくない」 「大事なプロジェクトに穴を開けられない」 「評価に響くのではないかと不安」 そのため、当事者本人が“なんとかなる”と思い込んで黙ってしまうのです。 そのまま業務と介護の両立に疲弊し、 気力・体力の限界を迎えたときに―― 「これ以上続けられません…」 そうして静かに、辞表が出されるのです。 ■ 「介護離職予備軍」はすでにあなたの会社にも存在する 厚生労働省の調査によれば、40代後半〜50代の就業者の約4人に1人が、今後“家族の介護”を担う可能性があるとされています。中小企業の人事担当者向けアンケートでは、 🔹「介護に直面しているが、会社には話していない」と回答した社員:37.6% 🔹「仕事を続ける自信がない」と答えた人:52.3% という衝撃的な結果も出ています(東京都福祉保健局・三菱UFJリサーチ調査)。 つまり、表に出ていない「離職予備軍」が、すでに職場に存在しているということです。 ■ 「制度導入済み=安心」ではない 多くの企業は、介護休業制度や両立支援制度をすでに導入済みです。 しかし、制度があっても使われていない、あるいは**「使える雰囲気がない」**という問題があります。 実際、ある中堅製造業の事例
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第4回:「まだまだ病」に要注意──学び続けてもデビューできないあなたへ

キャリアコンサルタント資格を取得した後、「まだまだ勉強が足りない」「もっと経験を積んでからでないと…」そう思い続けて、いつの間にか“学び”だけに時間を費やしていませんか?この状態を、私は**「まだまだ病」**と呼んでいます。「まだまだ病」とは?「まだまだ病」とは、知識を身につけることばかりに集中してしまい、行動に移せない状態を指します。もちろん、キャリアコンサルタントとして学び続ける姿勢は大切です。ですが、実際に行動を起こさない限り、“知識”は実践の中で磨かれることはありません。ミドルシニア世代だからこそ陥りやすい、特に50代・60代でキャリアコンサルタント資格を取得した方は、この「まだまだ病」に陥りやすい傾向があります。若い人よりも慎重に動きたい失敗をしたくない「できる人」と思われたいこうした気持ちは痛いほどわかります。私自身、初めて相談の現場に立つまでに何年も迷い続けたからこそ、よく分かります。でも──“完璧な準備”を待っているうちに、あっという間に時間だけが過ぎてしまうのです。行動しながら学ぶ、という視点を持つ「まだまだ病」から抜け出すために大切なのは、学びと実践を同時に進める視点です。実践の中で感じる“戸惑い”こそ、最高の学びの材料です。机上の勉強だけでは得られない“実践知”が、必ず身につきます。まずは最初の一歩を踏み出す、準備を一緒に考えて方向性を決めていきましょう。おわりに──一歩を踏み出す勇気を応援します「まだまだ病」に陥る人は、学びに熱心な証拠です。でもその情熱は、誰かの役に立つことで初めて“本物の力”になります。まずは動く失敗しても学ぶ小さな成功体験を積み重ね
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人生の転機は突然やってくる。チャンスを掴む人が無意識にやっていること

「あの人は運がいい」「いつもタイミングに恵まれている」あなたの周りにも、そんなふうに思える人はいませんか? まるで人生の大きな波を軽やかに乗りこなすように、キャリアチェンジを成功させたり、素晴らしいパートナーと出会ったり。私たちはつい、そうした出来事を「運」や「偶然」という言葉で片付けてしまいがちです。しかし、人生の大きな転機、いわゆる「チャンス」を掴む人たちには、実は共通した特徴があります。それは、決して特別な能力ではなく、誰にでも実践できる、ある「意識」と「準備」なのです。1. 「違和感」をサインとして受け取る力前回の記事で、「仕事を辞めたい」という気持ちは魂からのアラートだとお話ししました。チャンスを掴む人は、こうした日常の些細な「違和感」や「心のざわつき」を無視しません。「なんだか、このプロジェクトにはワクワクしないな」「この人たちとの会話、楽しいけれど少し疲れるかも」こうした小さなサインは、あなたの進むべき道が少しずつズレてきていることを知らせるGPSのようなもの。彼らはこのGPSの警告音に敏感で、「まあ、こんなものか」とやり過ごすのではなく、「なぜそう感じるんだろう?」と立ち止まって考える習慣があります。この自己対話が、来るべき大きな変化への第一歩となります。2. 「準備」という名のアンテナを張っている幸運の女神には前髪しかない、という言葉があります。チャンスは一瞬で通り過ぎてしまう、という意味ですが、チャンスを掴む人は、その女神が遠くから歩いてくるのが見えるように、常にアンテナを張っています。それは、闇雲に何かを学ぶということではありません。自分が何に興味があり、
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『「もしかして、仕事辞めたい?」— その気持ちの裏にある本当のサイン』

「今の仕事を、辞めたいかもしれない」もしあなたが今、心のどこかでそう感じているなら、まず自分を責めないでください。「せっかく入った会社なのに」「周りは頑張っているのに」「安定を手放すなんて馬鹿げている」…そんな声が頭の中で聞こえて、罪悪感や焦りを感じているかもしれません。毎日満員電車に揺られ、やるべきタスクをこなし、お給料をもらう。客観的に見れば、それは「安定した」立派な生活です。でも、あなたの心は正直です。日曜日の夜になると胸が重くなり、朝、目覚まし時計の音に絶望する。仕事中にふと、「私は、このままでいいのかな」という問いが頭をよぎる。その感覚は、決して気のせいではありません。それは、あなたの魂が送っている、とても重要なサインなのです。多くの人は、この「辞めたい」という気持ちを、単なる「甘え」や「逃げ」だと捉えてしまいます。しかし、私はそうは思いません。それは多くの場合、「今の環境と、本来のあなたがズレている」という魂からのアラートです。考えてみてください。あなたが本当に情熱を注げること、時間を忘れるほど夢中になれることに取り組んでいるとき、「辞めたい」と思うでしょうか? おそらく、思わないはずです。むしろ、もっとやりたい、もっと探求したいと感じるでしょう。つまり、「辞めたい」という感情の根本にあるのは、仕事内容そのものへの不満だけではなく、「自己不一致」なのです。あなたの才能や強みが、今の仕事で活かされていない。あなたが大切にしている価値観(例えば、人の役に立ちたい、創造性を発揮したい、穏やかに過ごしたいなど)が、今の職場で満たされていない。あなたの心が本当に求めている成長
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第2回 まずは人生の棚卸しを──過去を振り返り、未来へのヒントを見つける

「老後のことを考えよう」と思っても、いざ何から始めればいいのかわからない…。そんなとき、最初のステップとしておすすめなのが**「人生の棚卸し」**です。■ 過去を振り返ることは、未来を整えること私たちは日々を忙しく過ごす中で、自分のことをゆっくり見つめ直す機会を持てずにいます。けれども、今まで歩んできた人生の中には、これからの未来をつくるヒントがたくさん隠されています。どんな時に一番うれしかったのか?どんな仕事や人間関係が自分にとって心地よかったのか?本当は何を大切にしてきたのか?こうした問いに答えていくことで、これからの人生で「本当にやりたいこと」や「大切にしたい価値観」が浮かび上がってきます。■ 書き出すことで“見えてくる”自分『私と家族の100年ライフ見える化ノート』では、人生の振り返りを促すページが多く用意されています。人生観・信念・価値観の整理家族・仕事・健康に対する想いの確認これからやってみたいことのリストアップたとえば、「私にとっての幸福とは?」という質問には、✓ 健康であること✓ 家族愛に満ちていること✓ 心穏やかに過ごすことなどの選択肢が並びます。チェックを入れていくだけで、自然と自分の大切なことが見えてきます。■ 「自分らしく生きる」を取り戻すためにある60代の男性は、定年後に漠然とした不安を感じていました。しかし、人生の棚卸しを通じて、「若いころに打ち込んだギターをまたやってみたい」と気づき、週1回の音楽サークルに通うようになりました。「自分はもう役割を終えた人間だ」と思っていたのが、「まだまだやりたいことがある人間なんだ」と気づいた瞬間だったといいます。
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資格は取った。でも活かせない──ミドルシニア世代キャリアコンサルタントの現実

キャリアコンサルタントの資格を取得した。──でも、現実は甘くなかった。ミドルシニア世代でキャリアコンサルタント資格を取得した皆さん、こんな悩みを抱えていませんか?せっかく資格を取ったのに、活かす場がない求人に応募しても、書類すら通らない実務経験がないことを理由に断られてしまうキャリコン活動を始めたいのに、どう踏み出せばいいかわからない資格を取ったことで、かえって自分の無力さを突き付けられた気がして──そんな想いで、自信をなくしてしまった方もいるかもしれません。でも、まずお伝えしたいのは、「あなた一人ではない」ということ。今、日本中にあなたと同じ悩みを抱えるミドルシニア世代のキャリアコンサルタントが、たくさんいます。そして、そんな現状を変える一歩を踏み出している人たちも、確かに存在しているのです。資格取得後、立ちはだかる「見えない壁」なぜ、こんなにも多くのミドルシニア世代がキャリアコンサルタント資格を活かせずに悩んでいるのでしょうか。その理由には、次のような背景があります。◆ 実務経験の壁求人のほとんどは「キャリア支援経験〇年以上」が条件。でも、キャリアコンサルタントとしての「実務経験」がないと、応募の時点で弾かれてしまう。◆ 年齢の壁ミドルシニア世代だと、採用側が「即戦力」を求める傾向が強まります。若年層への支援はレッドオーシャンでもあるので、年齢の壁がより高くなり、書類選考すら通らない──そんな現実に直面するのです。◆ 自信喪失の悪循環活躍の場が見つからない → 行動が鈍る → 経験が積めない → さらに自信を失う──この負のスパイラルに陥ってしまう人も少なくありません。これ
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【Y-Biz】働かないおじさん問題のトリセツ〜ミドルシニア人材マネジメントの最新動向と対策〜

はじめになぜ「働かないおじさん」問題は起こるのか?今回の記事でご紹介する「働かないおじさん」とは、成果を出さない、やる気がない、指示待ち、変化を嫌うなど、ネガティブなイメージを持たれがちな中高年社員を指します。この問題の背景には、少子高齢化による労働人口の減少、終身雇用制度の崩壊、技術革新のスピードについていけない、企業の人事制度の硬直化、ミドルシニアのキャリアパスの不明確さなど、様々な要因が複雑に絡み合っています。(私にはかなり耳の痛い話になります・・・笑)この問題を放置すると、組織全体の生産性低下、若手社員のモチベーション低下、企業イメージの悪化など、様々な悪影響を及ぼします。残念なことに、すでにその影響が出ています。1. ミドルシニア人材の多様性を理解するミドルシニア世代を一括りにせず、個々のスキル、経験、価値観、キャリア目標の違いを理解することが重要です。多様な働き方を許容し、個々のライフステージに合わせたキャリアプランを支援しましょう。2. ミドルシニア人材の能力を最大限に引き出す経験、知識、人脈、コミュニケーション能力など、ミドルシニア人材の強みを活かす一方で、最新技術に関する研修やOJTなど弱みを補う必要があります。新規プロジェクトへの参加やメンター制度など、チャレンジ機会を与え、年齢や勤続年数だけでなく、成果や貢献度を評価する適正な評価制度を導入しましょう。3. ミドルシニア人材のモチベーションを高めるキャリアカウンセリングやキャリア研修など、キャリア目標の設定を支援し、研修費用の補助や資格取得支援など、自己啓発を支援しましょう。風通しの良い職場、多様性を尊重す
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『30代・40代のキャリアチェンジ。失敗しないために知っておくべき”心の羅針盤”』

30代、40代。仕事にも慣れ、ある程度のポジションや責任も生まれ、プライベートでは家族が増えたり、ライフステージが変化したり。そんな中で、ふと立ち止まる瞬間が訪れます。「この仕事、あと20年、30年続けるんだろうか?」「給料や安定のために、本当にやりたいことを諦めていないか?」「もっと、自分らしく輝ける場所があるんじゃないか?」20代の頃とは違う、より現実的で、より切実なキャリアへの問い。それが、この年代の多くの方が抱える悩みです。しかし、いざキャリアチェンジを考え始めると、様々な不安が頭をよぎります。「今さら未経験の業界に飛び込むなんて無謀だ」「家族もいるのに、収入が下がるリスクは冒せない」「失敗したら、もう後がないんじゃないか」こうした不安は、もっともなことです。失うものが大きくなっているからこそ、20代の頃のような勢いだけでは動けません。では、この年代のキャリアチェンジを成功させる人と、後悔してしまう人の違いはどこにあるのでしょうか?それは、転職先の「条件」(給与、知名度、待遇)だけで選ぶか、それとも自分自身の内なる「心の羅針盤」に従って選ぶか、という決定的な違いです。「心の羅針盤」とは、一言で言えば、「あなたの人生における、ゆずれない価値観や才能の方向性を示す内なる指針」のことです。航海の際に、羅針盤がなければ、どれだけ立派な船でも目的地にたどり着けず、大海原をさまようことになります。キャリアチェンジも同じです。あなたの「心の羅針盤」が指し示す方向を理解しないまま、ただ「今より良さそうな船」に乗り換えようとしても、結局はまた同じ「これでいいのだろうか」という問いにぶつか
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