土木施工管理技士 経験記述のコツとオトシアナ(私見)
土木施工管理技士と浄化槽管理士の試験を受けるにあたって、先んじて受験した職人さんにコツやオトシアナを訊ねたことがあります。返ってきた答えの多くが、学校で学んでいた頃には気を付けていたのに、ついうっかり忘れてしまっていたような、ごく基本的なことでした。少し自己紹介に付け加えますと、私は最初から建築や土木の世界に入ったわけではなく、根っからの現場畑でもありません。私自身は破滅的に不器用なので、手に職、手に業で仕事をされてる特に職人さんたちには尊敬の念を抱いています。基本的に「自分ができないことができるひとはスゴイ」という感覚なので、現場での作業や機械、材料、多くのことを職人さんたちから教わって過ごしました。何かお返しができるようなことはないかと考えていたところ、若手に資格試験の勉強を教えてくれないかと上役から頼まれたのです。自分がすでに持っていたり、これから受ける試験でも一緒に学びながら例えば法律や役所の手続き、理論や計算問題のような、現場の職人さんがとっつきにくい部分をフォローするような感じでした。一緒に受けた若手の職人さんは、(1級土木とは違う試験ですが)受ける試験を総なめする勢いで合格を勝ち取って、今では地元に戻って独立したほどです。もちろん本人の努力あってのことですが、それでも本人からおかげさまでとお礼を言われたときは、これだけでもこの職場にお世話になった甲斐があったと胸が熱くなったものです。最初は戸惑いがちだった職人さんたちも、私がその職場を離れる際には、別の現場がてんてこ舞いでも次の現場の根回しを進めてくれてたおかげで動きやすかったと、自分で思っていたよりもお役に立てて
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