【第7回】提出前に確認すべきチェックリスト|減点されない記述の最終確認法

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アステラ法務コンサルティングのたくえいです。
投稿者は、元公務員技術職・元上場企業建設技術者。
大学院修了後、建設系メーカーに勤務し、公共工事の現場管理を経験。その後、自治体にて道路・河川工事の発注・監督業務に従事しました。資格取得支援校での経験記述の添削実績もあり、合格を意識した添削・原稿作成が可能です。

「とりあえず書けたけど、これで大丈夫…?」

提出直前、最も多い受験者の心理がこの一言です。
一級土木施工管理技士試験の「経験記述」は、
減点方式で評価される可能性が高く、
ちょっとしたミスや不備で大きく差がつきます。

本記事では、提出前にチェックすべき重要項目を5つに絞って解説します。
最終確認で“取りこぼし”がないよう、プリントして赤ペンで確認しても良いレベルの内容です。

✅ チェック①:工事概要に「6要素」がそろっているか?

工事概要の不備は致命的です。特に以下の要素が抜けていないか確認しましょう:

項目 内容例
工事名 例:◯◯市配水管布設工事
工種 例:管路布設、舗装復旧など
施工場所 例:長崎県佐世保市◯◯町地内
工期 例:令和5年4月1日~令和5年8月31日
発注者名 例:◯◯市上下水道局
自分の立場 主任技術者/現場代理人 など

🔻 1つでも欠けていたら、満点はまず望めません。

チェック②:「課題→対応→結果」の流れが明確か?

採点者は「論理の流れ=構成」を見ています。

🟠 課題:何が問題だったのか?
🟢 対応:どう判断し、何を実施したか?
🟣 結果:その結果、どう改善したのか?

この**3点が揃って初めて“技術者としての記述”**になります。

🔍 特に「結果(評価)」が抜けがちなので要注意です。

チェック③:「数字・単位・比較」が入っているか?

抽象的な表現は評価されません。

✖「しっかり管理した」
✖「作業効率を上げた」
✖「安全に配慮した」

これらは全てNG。必ず数値や具体例を添えるようにしましょう。

✅ 例:「ヒヤリハット件数が月5件から2件に減少」
✅ 例:「作業時間が平均1日30分短縮された」
✅ 例:「出来形寸法の誤差±15mm以内を全数達成」

また、V=〇〇㎥、L=〇〇mなど、単位漏れにも注意。

チェック④:「主語と文末」にブレがないか?

採点者にとって読みやすい文とは、
「誰が、何を、どうした」が明確で、語尾が統一されている文章です。

🔻以下を確認してみましょう:

「私」「主任技術者として」などの主語が明示されているか?

「である」「した」「行った」などの文末が統一されているか?

「です・ます」調と混在していないか?

🟢 基本は「である調」がベターです(論述試験のため)。

チェック⑤:「段落が分かれているか?」

段落がない長文は非常に読みにくく、減点の対象にもなります。

基本は2段落構成:

第1段落:課題 → 対応

第2段落:結果(評価)+まとめ

改行のない文章は、どんなに内容が良くても評価されづらくなります。
採点者は一人で数百枚を読むことを忘れず、「読みやすさ」も意識しましょう。

🧾 おまけ:印刷して使える最終チェックリスト(抜粋)
チェック項目 確認済み ✅
工事概要に6要素すべて記載 □
構成が「課題→対応→結果」になっている □
評価文に数字や効果が入っている □
主語と文末が統一されている □
段落に分けられていて読みやすい □
文字数・行数がオーバー or 足りない □
手書きで読みにくくないか(下書き確認) □
✅ まとめ:最後の仕上げは“読み手目線”

✅ 書き手の「伝えたいこと」だけでなく
✅ 採点者の「読みやすさ」「構成の明快さ」も意識して

ぜひ仕上げ前に、自分以外の人に読んでもらうつもりで音読してみてください。
たった1行の修正が、合否を分けることもあります。

📎 お知らせ

・最終確認の「チェック&軽微修正」だけ依頼したい

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という方へ、添削 or 作成サービスをココナラで提供中です。
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【次回予告】
👉 第8回:「合格者の記述には何がある?実例から学ぶ“伝わる書き方”」

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