【第6回】構成がズレている?経験記述を読みやすく整える3つの型

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アステラ法務コンサルティングのたくえいです。
投稿者は、元公務員技術職・元上場企業建設技術者。
大学院修了後、建設系メーカーに勤務し、公共工事の現場管理を経験。その後、自治体にて道路・河川工事の発注・監督業務に従事しました。資格取得支援校での経験記述の添削実績もあり、合格を意識した添削・原稿作成が可能です。

「文章がバラバラになる」「何をどう書けばいいか分からない」

経験記述の相談でよくあるのが、こんな悩みです:

「書いてるうちに、話があちこち飛んでしまう」

「どこから書き始めればいいかわからない」

「行数が足りなくなった or 余ってしまった」

それは、文章力や語彙力の問題ではありません。
経験記述における“構成の型”が頭に入っていないからです。

今回は、記述を読みやすく、かつ採点者に伝わりやすくするための「3つの構成テンプレート」をご紹介します。

📌 なぜ“構成”がズレると減点されるのか?

経験記述においては、内容の正しさ以上に「わかりやすい構成」が重要視されます。

なぜなら、採点者は短時間で大量の記述をチェックするため、「論理が整っているか」「流れに矛盾がないか」を第一に見ているからです。

そのため、

対応策がいきなり書かれている

課題と評価が結びついていない

主語が変わって混乱する

といったズレがあるだけで、大きく減点される恐れがあります。

✅ 基本となる「構成3型」

ここでは実際の添削でも活用している、以下の3つの構成をご紹介します。

【型①】王道:時系列型

課題の発生
→ 対応の検討・実施
→ 結果(評価)

🟢使いやすさ:★★★★★
🟢読みやすさ:★★★★★

この型は、最も多くのテーマに対応できます。
とくに「安全管理」「工程管理」など時系列での改善があるテーマと相性抜群です。

🔧例(安全対策)

重機作業と作業員の動線が重なっており、接触のリスクがあった。

バリケード設置と誘導員の配置により、動線を分離。朝礼での周知も行った。

ヒヤリハット件数が月5件→2件に減少し、無事故で完了できた。

【型②】原因→対策→結果型

問題の原因分析
→ 対応策の選定理由と実施
→ 効果と改善内容

🟢使いやすさ:★★★★☆
🟢読みやすさ:★★★★☆

この型は、品質管理や出来形・寸法などの**“技術的な根拠が問われる記述”**と相性が良いです。

🔧例(出来形管理)

冬期施工により、コンクリートの養生温度が不安定になっていた。

温度管理に不備があり、硬化不足が発生。加温+保温マットを併用した再施工手順に変更。

硬化不良がゼロになり、検査合格率が100%となった。

【型③】判断・選択型(対案比較)

① 複数案の中でどんな選定をしたか
→ ② どのような判断基準で選んだか
→ ③ 実施結果と評価

🟢使いやすさ:★★★☆☆
🟢読みやすさ:★★★★★

これは応用型ですが、「施工計画」や「経路変更」「仮設配置」など選択が求められる場面で効果的です。

🔧例(仮設計画)

材料搬入路を既設道路(A案)と仮設通路(B案)で比較。

A案は幅員が狭く通行制限が必要だったため、安全性を優先しB案を採用。

地元調整もスムーズに進み、工事遅延なく完了できた。

✍️ 構成で意識する3つのポイント

段落を2つに分ける
 →【課題~対応】【結果~評価】で分けるだけでグッと読みやすくなる

主語は「私は」または「主任技術者として」
 → 責任の所在が明確になる

「その結果〜」「〜により〜が改善」などの因果表現を入れる
 → 評価文の説得力が増す

🔚 まとめ

✅ 記述は「内容」より「流れ」
✅ 構成が決まれば、内容はあとから肉付けできる
✅ 迷ったら「型①:時系列型」でまず1本書いてみる

📎 お知らせ

構成のズレに悩む方のために、

・テーマに合った構成テンプレの提供

・文章の流れのチェックと修正

・段落構成・評価文へのつなぎ表現の補強

などもココナラで対応しています。プロフィールよりご確認ください。

【次回予告】
👉 第7回:「提出前に確認すべきチェックリスト|減点されない記述の最終確認法」

✅ #土木施工管理技士 #経験記述 #施工管理試験 #構成力 #段落分け #読みやすさ

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