「もう時間がない…」と思ったあなたに
「全然書けていません」
「何から書けばいいのかわかりません」
「白紙のまま提出日が近づいています…」
この時期(試験直前)、毎年のようにそうした相談を多くいただきます。
でも大丈夫です。経験記述は、最初の突破口さえ見つけられれば、今からでも間に合います。
大切なのは、「順番」と「削ぎ落とす」意識です。
この記事では、ゼロの状態から経験記述を形にするための3ステップを紹介します。
ステップ①:「経験の棚卸し」ではなく「課題の棚卸し」をする
ありがちな失敗が、「どの現場を書こう…」と“全体から探そうとする”ことです。
そうではなくて、まずは逆転の発想で
「この現場でどんな課題に対応したか?」
をいくつかメモしてみましょう。
例えば以下のように書き出します:
・重機と作業員の動線が交差して危険だった
・出来形精度が出ず、再施工が続いた
・降雨で工程が遅れた
・配管ルートが既設物と干渉した
・材料納入が遅れ、段取り変更を余儀なくされた
こうして課題を先に並べることで、テーマ選定がスムーズになり、記述の軸が自然に決まります。
ステップ②:構成をテンプレートに当てはめる
課題が1つ決まったら、それに対する記述構成をざっくり決めましょう。
基本はこの「4点セット」です:
・技術的課題
・検討・対策内容(対応処置)
・結果・評価
・自分の役割・判断の要素
これをそれぞれ1〜2行ずつメモしていきます。
たとえば:
例:安全管理(重機接触リスク)
・重機と作業員の動線が重なっており、接触事故の懸念があった。
・動線を分離し、バリケードと誘導員を設置。朝礼時に周知も徹底。
・接触ゼロ、作業効率も維持。KY活動でもリスク低下を確認。
・主任技術者として計画・配置・実施・確認を行った。
このメモができれば、ほぼ7割完成したも同然です。
あとは文にするだけです。
ステップ③:書くより「削る」意識で
多くの方が「書けない」と言いますが、本当は「書きすぎて削れない」のです。
16行という制限がある以上、短く・強く・具体的にが鉄則。
以下の言葉が出てきたら要注意です:
・「しっかりと」「安全に配慮して」「丁寧に施工」→ 抽象的
・「〜など」「〜等」→ ぼかし表現
・「○○を行った」→ 主語と理由を補う必要あり
また、評価文は「その結果…」ではじめると書きやすくなります。
まとめ:間に合う人と、間に合わない人の違い
どんなに時間がなくても「構成ができていれば」記述は書けます。
逆に、いくら時間があっても「頭の中が整理できていない」状態では、
キーボードやペンが止まり続けます。
もう一度まとめます。
✅ 白紙から仕上げる3ステップ
①課題の棚卸しからはじめる(現場を1つに絞らない)
➁4点構成(課題/対応/評価/役割)にメモ化する
③短く削る意識で文章にする(削る→整える→読む)
最後に(お知らせ)
本記事のような形で、
・白紙の状態から構成整理
・テーマ選定サポート
・記述の代筆・添削
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【次回予告】
👉 第4回:「減点されやすい記述のNG例とその修正法」へ続きます。
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