居酒屋を経営する理由
飲食店には、多くの業態があります。ラーメン店、定食店、焼肉店、居酒屋など様々です。その中でも、私が居酒屋という業態を好きな理由があります。飲食店経営では、仕入れ原価や人件費が大きな割合を占めます。例えば、ラーメン 600円生ビール 600円どちらも同じ600円ですが、経営者目線で見ると大きな違いがあります。原価率や粗利益額は近くても、提供時間がまったく違います。生ビールは30秒ほどで提供できます。しかしラーメンは、麺を茹で、盛り付けをし、提供するまで数分を要します。仕込みも違います。ラーメンにはスープ作りやチャーシュー作りなど、多くの仕込みがあります。生ビールはサーバーの洗浄程度です。洗い物や片付けも大きく異なります。極端な話ですが、10時間ラーメンを作り続けるのと、10時間ビールを注ぎ続けるのでは、どちらが楽でしょうか?私は後者だと思います。もちろん、だからラーメン店が悪いと言いたいわけではありません。私自身、現在もラーメン店を経営しています。しかし経営者として考えた場合、利益率だけではなく、手間や労働時間も含めて考える必要があります。そして私が居酒屋を好きな理由は、利益だけではありません。接客の違いもあります。ラーメン店に来るお客様の多くは、「ラーメンを食べに来た人」です。お腹を満たしたい。仕事の合間に食べたい。移動中に立ち寄った。そんな方も多くいます。極端な話ですが、コンビニのレジに近い感覚かもしれません。必要以上のおしゃべりを求めていない方もいます。フレンドリーな接客が、逆効果になることもあります。その一方で、居酒屋に来るお客様は違います。お酒を飲みながら、仲間と会話を
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