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研究テーマは良いのに、なぜか評価が伸びない人の共通点

「研究テーマは悪くないと思うんです。」研究指導をしていると、このような相談を受けることがあります。実際に内容を見てみると、テーマそのものに問題があるケースは意外と多くありません。それにもかかわらず、「何となくまとまりがない」「結局、何を伝えたい研究なのか分からない」という印象になってしまうことがあります。今回は、私が研究指導の中で感じている「評価が伸びにくい研究の共通点」についてご紹介します。テーマよりも「目的」が重要です研究では、「どんなテーマにするか」に意識が向きがちです。もちろんテーマ選びは大切ですが、それ以上に重要なのが研究目的です。例えば、「手術室看護師のコミュニケーション」というテーマだけでは、まだ研究は始まりません。何を明らかにしたいのかなぜ明らかにしたいのかその結果をどう活かしたいのかここまで整理できて初めて、研究全体の方向性が見えてきます。目的と方法が一致していますか?研究計画を見ると、「その方法で本当に目的を明らかにできますか?」と思うことがあります。例えば、満足度を知りたい研究なのに観察だけを行っていたり、行動を分析したい研究なのに質問紙だけで終わっていたり。方法が悪いのではなく、目的と方法の組み合わせが重要です。ここが一致している研究は、全体に一貫性が生まれます。結果は「事実」、考察は「意味」結果を書くことはできても、考察で悩む方は少なくありません。それは、結果と考察の役割が違うからです。結果では、「何が起こったのか」を示します。一方、考察では、「なぜその結果になったのか」「その結果にはどのような意味があるのか」を考えます。この違いを意識するだけでも、研
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