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生きづらいあなたへ ▶ 千と千尋の神隠し  千尋編

☝こちらの記事は読んで頂けたでしょうか?まだ、読んでないよーって方は、ぜひこちらから読んでみて下さいね!フロイトの精神分析を千と千尋の神隠しのアニメを用いて解説をしています◎それでは、主人公・千尋の解説を始めます👏 ▶  自我   千尋 この物語の主人公の千尋 千尋は10歳の女の子◎ 物語はお父さんのお仕事の都合でのお引越しシーンから始まりますこの物語で、千尋は【自我】を象徴します人は、10歳前後に思春期を迎え心の自立を始めます。この自我とは、超自我(ここでは湯婆婆)に支配されるのではなくイド(ここでは坊やカオナシ)に振り回されるのではなく主体性を持って行動する力を示します物語の始まりはまだまだ幼さや弱さがある少女の千尋そんな少女が真の自立を手にする物語物語では、ハクに出会い、釜爺やリンさん、湯婆婆・銭婆、坊やカオナシ様々な出会いを通して物語が進みます支配や誘惑に乗ってしまうのではなく、【私はどうしたいのか?】と意思を明確にするんですね湯婆婆に支配されるでもなく、坊やカオナシに振り回されるのでもなく主体的に歩む力ただ、現代において『真の自立』を迎えられた大人はどれだけいるでしょうか?あなたは、どのキャラクターが当てはまりそうですか?もしくは、あなたの親はどのキャラクターが当てはまりますか?ただ、これは誰しも持っているカケラでもあります。アニメを通して自分の状況を俯瞰してみて下さいね♡
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生きづらいあなたへ ▶ 千と千尋の神隠し 湯婆婆編

いよいよやってきました♡油屋の経営者 湯婆婆です前回までのお話もぜひ、読んでみて下さいね湯婆婆は、超自我の象徴。千と千尋の神隠しの舞台、油屋を仕切る経営者◎ お金を儲けるために、油屋をうまく経営することが湯婆婆の行動の判断基準。 『速く』『効率よく』=生産性命 湯婆婆の魔法は、相手を支配し、思い通りに動かす魔法🪄湯婆婆は、油屋で『怖い存在』として恐れられています。 ただ、その湯婆婆も・・・ 実の息子、坊の前では、おもちゃやお菓子を大量に与えて『溺愛』しています ただ、物語の中で、双子の銭婆の魔法で、坊が入れ替わっていても気づくことができません。 この姿、現代社会の子育てをしていると、子育てと仕事の両立が取れずに湯婆婆は、現代の母のカケラでもあるなと感じさせられます 子どもを見ているようで 子どもを大切にしているようで 子どもに愛情を注いでいるようで 子どもの本質が見えていない 物語の中で『まだ、わかりませんか。大切なモノがすりかわったことに』と指摘されて大切な大切な一人息子が魔法で入れ替わっていることに気付くのです。湯婆婆は、油屋を支配し仕切っている超自我の象徴でもありますが(※超自我とは親の道徳観や価値観に支配された状態) 湯婆婆こそ、油屋を守ることばかり経済のことばかり意識を向け(お客さま、お金(外側)を上に置き) 自分や大切な息子(インナーチャイルド、内側)が、疎かになってしまっていますよね 健全な自立とは、超自我に支配されるのではなく、イドに振り回されるのではなく、どちらも人のカケラとしてあるものではありますが、自分の人生を自分の意思で選択して行動を起こしていく 受け身
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生きづらいあなたへ ▶ 千と千尋の神隠し カオナシ編

カオナシ ▶ 自分を持たないよそ者 今日のお話は、カオナシ編◎ カオナシも、フロイトさんでいう【イド】に当てはまります (※本能、欲望の塊で、衝動性が強い) ☟前回の記事、まだ読んでないよって方はこちらへ(^^♪カオナシは、どこからともなく現れ、千尋の親切心から油屋へ招き入れてしまいます。 自分の声を持たず、無表情の仮面を被り、全身黒で、影のような存在感が感じられない風貌をしています ここでの設定は、自分を持っていない象徴 自分を持っていない故に、優しくしてくれた千尋に惹かれていき追いかけます それはどうしてでしょうか? 自分がない故に何かに縋りたいんですね これは、子どもが母と一体化したいという欲求でもあります。 また、自分がない故に、他者の欲望を汲み取ることばかりに意識が向き・・・ このカオナシは、他者の欲望を幻想の形で生み出すことができます その反面、他者との溝を埋められない違和感がつきまといます。 これは、愛されたことがないために、相手が真に求めているものがわからないんですね 自分がない故に際限なく行ってしまい、限界が来て爆発してしまうなんで、こんなにもしてるのに言うこと聞いてくれないの!? と、怒りや憎しみとなり、見返りを求めてしまうんですね 物語の中では、銭婆(湯婆婆の双子の妹)を訪ねる、千尋を追いかけていっしょに旅に出かけます。 銭婆は、この物語では母性の象徴とも言えます。 カオナシは、銭婆に温かく迎え入れてもらい、あたたかな居場所を感じられます。 銭婆との関わりの中で、心が満たされ、本来の姿を取り戻していきます。 豊かな母性を通して、人は本来の姿、誰か1人を独占
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生きづらいあなたへ ▶ 千と千尋の神隠し 坊編

前回の記事は、読んで頂けたでしょうか? フロイトさんの精神分析という考えに沿って、人の心の発達について、千と千尋のの神隠しの物語に沿ってのお話でした🥰 前回のブログを読んでない方は、ぜひ読んでみてくださいね◎その方が、今日のお話がよりわかります!今回からは、一人一人のキャラクターの解説をしたいと思います💪✨ ​▶ 坊  身体だけ大きくなった赤ちゃん 精神分析でいうイド(エス)の象徴です イドとは、欲望や本能的であり、衝動性がある状態を、言います。 坊は、湯婆婆の実の息子。赤ちゃんの風貌をしていますが、身体はとても大きくて違和感がありますね 坊のお部屋は、とっても豪華◎ おもちゃやお菓子もたくさんあって、湯婆婆に大切に大切に育てられています。 坊のセリフで、千尋に対して ▶︎ おんも(外)は、体に悪いんだぞ。 と言うセリフがあります。 湯婆婆の言いつけをしっかりと守っているんですね。 そして湯婆婆が仕事で忙しいと(いつも)、先程の豪華な部屋で 『おりこうさん』でいることを求められて育ちました。 その反面、千尋に対して 「お遊びしろ!」「泣いちゃうぞ!」なんて、脅したり、思い通りにならないと暴れだし、おもちゃを投げつけ・・・ 湯婆婆ですら、ボロボロです(笑) とても幼児性が強い様子が伝わります。 イドは、このような親の道徳観や価値観に縛られつつ、本能や衝動のまま生きている状態をいいます。 坊の風貌を見てみましょう 体だけ大きく育った赤ちゃん 体は充分大きく育っているのに、心の発達が止まり、子供のまま ▶︎ この状態のまま大人になっているなんて、アダルトチルドレン大国の日本において、
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生きづらいあなたへ ▶ 千と千尋の神隠しから見る真の自立

みなさん、ジブリ映画は好きですか? 今回は、千と千尋の神隠しを通して、フロイトの精神分析をわかりやすく解説しようと思います フロイトは、【無意識】の領域を発見した心理学者で、フロイトさんと言えば精神分析◎ 心理学の分野ではとっても有名な心理学者さん そのフロイトさんは、最終、人の心は【イド・自立・超自我】の3つに分かれるよという考え方を提唱した方(^^♪▶︎イド(ドイツ語ではエス) 本能、欲望、衝動性のまま ▶︎自我 イドに振り回されるのでもなく、超自我に支配されるのでもなく、バランスをとり主体性を獲得する力 ▶︎超自我 親の道徳観や価値観から支配されている状況 超自我は、自我をコントロールする この3つ、千と千尋の神隠しに出てくるキャラクターで表現することができます◎ 想像できますか? ▶︎イド 坊カオナシ▶︎自我 千尋▶︎超自我 湯婆婆 と、なります この物語は、10歳前後の思春期から大人になる心の発達を本当に上手に描かれています◎ これだけ世界的にも評価される作品になったのも、この描写や思春期の心の葛藤は誰しも感じるものでしょうし、このように精神的にも自立していく心の発達は、人の本来の欲求を見せてくれています そして、ひとつひとつのキャラクターは、自分自身のカケラでもあります このひとつひとつのカケラは、自分ごととなり、心を動かし共感を産んだと言えます(見てるみなさんは無意識かと思います笑)ただ、この精神的な自立、大人になる心の発達 現代の日本において、どれだけの人が真の自立を迎えられているでしょうか これだけ、毒親・アダルトチルドレンという言葉が流行り、自己主張が苦手で
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プラス(ストローク)の補充を忘れずに・・・。

今回は、私のスキルであるTA(トランザクショナルアナリシス)の内容について、その一部を紹介したいと思います。 まずその前に、TA(トランザクショナルアナリシス)とは何かについて、記述していきたいと思います。 TA(Transactional Analysis)は、日本語では交流分析と訳されます。精神分析の創始者として有名なエリック・バーン博士によって開発された臨床心理学の分析システムのことをいいます。 “人間を分析し理解するための理論”として位置づけられいます。その目的は“自分に気づき、自分を知り、自分を変える”ためのものであり、延長上に“他者理解”があるものの、決して他者を操作し、変えるものではなく、“自分自身を知る”ことを目的としている心理学です。 そんなTAですが、その内容の中に、「ストロークの壺」というものがあります。ここで「ストローク」ってなに? と思うでしょう。図にある「+」をストローク。「-」をディスカウントと言います。 「+」ストロークとは、相手(または自分)の存在や価値、あるいはその行動を“認めている”ということを伝える何らかの行動や働きかけであると定義されています。ようは「意欲や積極性、人間関係を促進させようとするエネルギー」のことを意味しており、その提供者は自分自身であったり他者であったりします。 「-」ディスカウントとは、まさに“値引き”です。ストロークの反対の意味であり、“相手(自分)の存在・価値、あるいはその行為” についての値引きをすることです。ようは「相手や自分、それをとりまく状況などについて、軽視したり、無視したり、傷つけたり、存在を破壊的に否
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オカルト、心理学、精神分析

あるタレントが「オカルト・心霊現象はこの世にないと憲法に明文化すべきだ」といった発言をしていました。 占いは根拠がないから信用できないとも主張。 この意見に賛成する人は多いでしょう。 しかし、そんな人たちでも心理学や精神分析については信じているのではないでしょうか。 一見科学的ですからね。 たとえば、近頃は、何か事件や問題があればすぐにトラウマやストレスその他の精神的な原因を言い立てて、何かを説明したような気になっています。 最近ではPTSDが大流行で、そういえばあの方も複雑性PTSDと診断されたそうですね。 ところが、心理学の学説にはほとんど根拠がなく、その客観的正当性を証明できないものが多いのです。 精神分析も20世紀前半の精神医学・心理学・人文分野に多大な影響を及ぼしたものの、今では薬物療法の発達に伴いその影響力が遥かに低下しているのが現状です。 また、科学の姿を装ってはいるものの、本当はまるっきりの迷信としか云えないものも世の中には多く見られます。 そのもっとも良い例がゲーム脳でしょう。 ご存知だとは思いますが一応説明すると、「テレビゲームをやり過ぎると、脳が認知症患者と同じようになっていく」との説です。 これを無批判に信じている人が多いのではないでしょうか。 確かに、ゲームに熱中する子供を苦々しく思っている大人から見れば、非常に都合のいい説であることは間違いありません。 しかし、実はこれは最新の脳研究ではまったく省みられることのない説なんです。 脳関連で雑学を一つ書きます。 まず、大脳が大きいほうが頭がいいとよく言います。 ヒトの大脳が類人猿の大脳よりも大きいことや、
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キャリアコンサルタント学科試験対策① 精神分析療法、クライエント中心療法、論理療法

1.精神分析療法(1)~ジクムント・フロイト~ 1-1)理論の概要心の葛藤が身体の症状へと転換する疾患「転換ヒステリー(現在は転換性障害と呼ばれる)」に対しての治療を通して、精神分析を創始したジクムント・フロイト。人は自分自身のことを全て知っている訳ではなく、「私の知らない私」=「無意識」によって動かされている。この無意識の心を探究する方法が「精神分析」であり、それを精神疾患の治療に用いたものが「精神分析療法」である。 1-2)フロイトの理論~局所論、リビドー論、心理ー性発達理論、構造論、力動論~(1)局所論 心の内容物(知識、記憶、連想等)の場所(=局所)を示すもの。 ・意識:通常意識して行っていること・前意識:より意識に近いところにあって普段常に意識されている訳ではないが、容易に意識するコトが可能なもの・無意識:意識していると不快なため、意識から締め出されたもの「抑圧」されたものからなる領域。”無意識”は本人の努力だけではすぐに意識に上らせるのが難しいため、精神分析の方法で意識化させていく。(別名:深層心理学)
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宇宙と性の探究シリーズ❹ノンケでも同性でも、年齢も関係なく攻略可能にする<同性愛の攻略法>その3

今回は、実践編となります。性の理論は、現代の認識では理解ができないので、じっくり解説しています。前作を読まないと確実に理解できない、どこでも公開されていない内容です。では、具体的にはどのようにしていけばよいのか、解説していきます。**********
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