有休消化率をひとこと求人票に書いてみたら、「休めますか?」と聞かれなくなった話

有休消化率をひとこと求人票に書いてみたら、「休めますか?」と聞かれなくなった話

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ビジネス・マーケティング
面接でよく聞かれる質問があって、「有給って、実際に取れますか?」というやつです。

これが来るたびに、少し複雑な気持ちになっていました。取れる環境なのはわかってる。でも「はい、取れますよ」と答えるだけでは、なんとなく伝わりきっていない感じがしていて。候補者さんの顔を見ていると、「そう言うよな」という空気が漂うこともあって。言葉で「大丈夫ですよ」と言えば言うほど、逆に信頼を失っているような感覚すらありました。

【「書いてない」から疑われる】

ある会社さんの採用支援をしていたとき、気づいたことがあります。求人票には年間休日も有給日数もちゃんと書いてあるのに、面接では毎回「実際に取れますか?」と聞かれると担当さんが困っていて。制度としてあることは伝わっている。でも「使えるかどうか」は一切書いていないから、候補者さんとしては確かめるしかない。そりゃ聞きますよね、という話で。

それで試してみたのが、消化率を一言添えることでした。「有給消化率72%(昨年実績)」と、数字をそのまま書くだけ。大したことのように聞こえないかもしれないけど、これだけで面接での「実際に取れますか?」がほぼなくなったと担当さんから報告をもらいました。

【数字は嘘をつかない、という安心感】

候補者さんが求人票を読むとき、文章よりも数字の方が信じやすかったりするんですよね。「働きやすい環境です」と書いてあっても漠然としているけど、「有給消化率72%」と書いてあると、少なくともその会社の現実が見える気がする。完璧な数字じゃなくてもいい。60%台でも70%台でも、「ちゃんと数字を出せる会社」というだけで印象が変わるんですよね。

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【正直に出す、がいちばん強い】

これ、消化率が高い会社だけに使える話じゃないと思っていて。たとえば60%だったとしても、「昨年の実績は60%でした。月によって取りやすい時期・繁忙期の差があります」くらい一言添えれば、隠している感がなくなる。候補者さんも「正直に教えてもらえた」と感じやすいし、入社後のギャップも減る。

正直、数字を出すことに躊躇する採用担当さんも多くて。「うちの数字、大したことないから…」という気持ち、すごくわかります。でも大抵の場合、候補者さんが怖いのは「数字が低いこと」じゃなくて「何も書いていないこと」だったりするんですよね。書いてないから想像で補うしかなくて、最悪のパターンを想定してしまう。

【もう一つ変わったこと】

面接での質問が減っただけじゃなく、選考に進む人の傾向も少し変わったと感じていました。消化率を見て「ここでは厳しいかも」と感じた人が早い段階で離脱してくれるようになって、結果的に面接まで来る人のミスマッチが減っていった。求人票って、採用したい人を集めるためだけじゃなく、採用したくない人を最初に弾くフィルターでもあるんだなと、そのとき改めて思いました。

有休消化率、まだ求人票に書いていない会社さんはぜひ一度試してみてほしいです。昨年の実績を一行添えるだけ。それだけで面接の空気がすこし変わるかもしれないので。求人票に何を書けばいいか迷っているときは、一緒に考えますよ。▶ https://coconala.com/users/5107586
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