面接のあと、ひとりで「この人でいいんだろうか」と考えていた夜のこと

面接のあと、ひとりで「この人でいいんだろうか」と考えていた夜のこと

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ビジネス・マーケティング
面接が終わって、候補者さんを見送ったあと。
社内に戻って椅子に座ると、しばらく何も手につかない瞬間って、採用の仕事をしていると結構あるんですよね。

「なんか、よかった気がする」でも「どこかひっかかる」でもなく、ただぼんやりと「この人でいいんだろうか」って考えている、あの感じ。

私はこれが苦手で、ずっと苦手でした。

【「なんとなく」をうまく言語化できなかった頃】

採用の現場に立ってから数年は、面接中に感じた印象をうまく整理できないまま合否を出していたんですよね。

「この人いいと思う」「なんかちがう気がする」その感覚自体は割とはっきりあるんですが、じゃあそれがどこから来てるのかを説明しろと言われると、言葉にならない。

採用責任者に「どうだった?」と聞かれるたびに、「えっと、コミュニケーションは問題なくて…業務経験もあって…でも、なんとなく…」みたいな歯切れの悪い報告しかできなくて、なんとなく自信がなかった。

そのうち「自分の感覚、当てにならないのかな」と思い始めて。迷ったときは他の人の意見に引っ張られることが増えていきました。

【あるときから、少しだけ変えてみた】

ある会社さんの採用支援をしていたとき、その会社の社長が面接後に必ず「この人に最初に任せたい仕事を1つ挙げるとしたら何か」という問いを立てていて。

それを聞いたとき、「あ、そっか」と思って。

合う・合わないじゃなくて、この人がいたらどんな場面で力を発揮できそうかを考えるようにしてみたんです。
感覚を「好き嫌い」じゃなく「この人が活きる場面」に変換する、みたいな感じ。

それだけで、なぜか迷いが少し整理されるようになりました。
完全に迷わなくなったわけじゃないんですが、「なんとなくよかった」に少し中身が入るようになった感じがして。

もし一人で判断を抱えることが多くて、ちょっとしんどくなってきているなら、ここならで気軽に相談してみてください。
採用の現場でこういう迷いを一緒に整理することもやっています。

【「迷う」こと自体は悪くないと思うようになった】

今でも、面接後に迷うことはあります。
むしろ迷わない面接のほうが少ないくらい。

でも最近は、迷うこと自体をネガティブに捉えなくなってきた気がします。

採用って、相手の人生に関わることだから、「これで絶対間違いない」と言い切れる場面なんてほとんどないんですよね。
それでも判断しなきゃいけない。
その緊張感があるから、迷う。

「迷ってるってことは、ちゃんと向き合えてる証拠でもあるかな」と思ってから、面接後の夜がちょっとだけ楽になりました。正解かどうかはわからないんですが。

【面接の後に一人で考えてしまう人へ】

「なんか、よかったんだけど確信が持てない」
「断ったあとで、あれでよかったのかなと思う」

採用担当って、こういう気持ちを誰かに話せる場面が意外と少ないんですよね。
社内では決定者として報告しなきゃいけないし、候補者さんには気持ちを表に出しすぎちゃいけない。

そういう「溜め込みやすい仕事」だからこそ、誰かに話すことで少し整理されることってあるんじゃないかと思っています。

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