在宅勤務の実態をひとこと求人票に書いてみたら、「リモートできますか?」と聞かれなくなった話

在宅勤務の実態をひとこと求人票に書いてみたら、「リモートできますか?」と聞かれなくなった話

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ビジネス・マーケティング
面接のたびに「在宅勤務はできますか?」と聞かれる時期がありました。

サポートしていた会社の求人票に「在宅勤務:なし」とちゃんと書いていたのに、それでも毎回のように聞かれる。最初は「書いてあるのにな」と思っていたんですが、よく考えたら候補者側からすると「書いてあるけど、本当にないの?」という不安があるんですよね。

コロナ禍を経て在宅勤務が当たり前になった企業が増えたぶん、「もしかしたら聞いたら通るかも」「交渉の余地があるかも」と思う人が増えているんだと思います。それが悪いわけじゃないし、確認したくなる気持ちはわかる。ただ、毎回同じ質問に答えながら面接を進めるのは、双方にとってちょっとロスが多いんですよね。

【「在宅なし」に、理由も一緒に書いてみた】

あるとき試しに、求人票の仕事内容欄に一文だけ追加してみました。

「在宅勤務には対応していません。お客様対応や現場確認が多く、チームで連携しながら動く仕事のため、基本的にオフィス勤務をお願いしています」

理由まで書いてしまったんです。これが正解かどうかは正直わからなかったし、長すぎるかなとも思ったんですが、やってみたら面接での「リモートできますか?」がほぼなくなりました。

聞かれなくなったというより、「すでに納得して来てくれる人が増えた」という感じに近い。面接に来る前から「この会社はオフィス勤務とわかって応募している」という前提ができるから、無駄なすれ違いが減るんですよね。

求人票の書き方をどう変えたらいいか一人では難しいと感じたら、ここならで気軽に相談してみてください。

【「在宅あり」でも、曖昧なままにしない】

逆に在宅勤務がある企業でも、書き方が曖昧だと入社後に混乱することがあります。

「週に何日在宅できるか」「入社直後から使えるのか、試用期間後からなのか」「申請が必要なのか、チームの裁量なのか」、このあたりが書いていないと、候補者の想像と実態がずれることがあって。

先月も、ある会社さんから「入社した人が思ってたより在宅できなくて、なんか空気が微妙で…」というご相談をいただきました。話を聞いてみたら、求人票には「在宅勤務あり」とだけ書いていて、頻度や条件が一切なかった。候補者としては「週の半分くらいは在宅できると思っていた」と。

「週2〜3日在宅勤務あり(試用期間3ヶ月はオフィス勤務)」みたいに書くだけで、面接での質問の質がぐっと変わります。「在宅はありますか?」じゃなくて「在宅の日はどんな業務が多いですか?」という聞き方になってくる。そっちの方が話が深まるし、双方にとって有益な時間になると思っています。

【一行でいい、実態を書くだけ】

求人票に在宅勤務のことを書くのって、「制度をちゃんと整備してないとダメかな」「うちは在宅ないから不利になるかも」と思う方もいるんですよね。

でも毎日応募者と向き合ってきた実感でいうと、求職者が求めているのは「在宅できるかどうか」の一言よりも、「自分が入ったらどういう働き方になるのか」という具体的なイメージだと思っています。

在宅なしでも、「なぜなしなのか」「どんな仕事の性質か」がわかると、それを納得して来てくれる人が集まりやすくなる。在宅ありでも、具体的な条件を書いておくと、入社後のギャップが減る。

一行でいいんです。「週3在宅可(月〜金の中で調整)」でも「在宅なし(現場対応のため)」でも、それだけで面接の会話が変わってきます。大きなことじゃないんだけど、伝わるかどうかの差って積み重なるな、と感じることが多いんですよね。

在宅まわりの書き方や、どう伝えると候補者に刺さるか、求人票を一緒に見直したいという方はこちらからどうぞ。
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