評価制度をひとこと求人票に書いてみたら、面接で「将来のこと」をちゃんと話せるようになった話

評価制度をひとこと求人票に書いてみたら、面接で「将来のこと」をちゃんと話せるようになった話

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ビジネス・マーケティング
面接のあと、候補者から「給与の上がり方がよくわからなかった」と辞退の理由を聞かされたことがある。

その会社、ちゃんと年2回の評価があって、目標設定もあって、昇給の仕組みも整っていた。でも求人票には「経験・スキルを考慮して決定」とだけ書いてあった。候補者は不安だったんだと思う。実際に聞いてみると「入ったあとのキャリアが全然見えなかった」と言っていた。

正直、当時の私はちょっと反省した。「面接で聞けばよかったのに」じゃなくて、面接で聞かせてしまっていた自分たちの問題だったなと。

【候補者が「評価」に不安を感じるとき】

入社前って、給与より評価の仕組みの方が不安だったりするんですよね。「入ってみたら評価されなかった」「昇給は上司次第だった」みたいな話、転職活動中の人はそれなりに耳に入ってきている。だから求人票に「昇給あり(評価制度に基づく)」とだけ書いても、「で、どういう評価なの?」ってなる。

なんとなく書いてきたこの一行、候補者にとっては「詳しいことは入ってから」と読めることもある。そう言われると確かに…と思って。

【ひとこと、書いてみた】

ある会社の求人票のお手伝いをしたとき、こう書いてみた。

「半年ごとに上司と目標設定をして、達成度で給与が変わります。昨年の昇給実績は平均2,000〜5,000円/月でした」

これだけ。2文くらいなんですが。

書いてみて気づいたのは、「評価制度を説明する」ことが目的じゃないということ。候補者が持っている「ここどうなんだろう」という不安を、先に消しておくことが目的だった。

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【面接での変化】

その求人票に変えてから、面接に来た方に「評価の仕組みについて教えてください」と聞かれることがほぼなくなった。代わりに「半年後の目標設定ってどういう流れでやるんですか?」「去年昇給した方はどういう目標を立てていたんですか?」みたいな質問が増えた。

これ、結構大きい変化だと思っていて。「制度があるかどうか」を確認するフェーズがなくなって、「どう使っていくか」の話ができるようになった。面接が少し前向きな場になった、というか。

うまくいかないこともまだあるし、これが正解かどうかわからないけど、「書けることは書いておく」という姿勢は変えないでいようと思っている。

候補者が不安に思っていることって、意外と求人票でカバーできることが多くて。でも「なんとなく慣例で書いてきた」という求人票、まだ結構あるんですよね。ちょっと見直してみるだけで、面接の質が変わることがある。そんな経験から、こういうお手伝いを続けています。

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