最初の異変

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私は2010年春に特定疾患である重症筋無力症を発症しました。
正確に言えば「再発」が正しいのかも知れません。

最初に自分の身体に異変を感じたのは10歳の頃でした。
私は体育の時間が大好きで、年に一回の運動会のために学校へ通っていると言っても過言ではない程に身体を動かすことが大好きでした。

でも体育の時間の後、次の授業は何故か鉛筆が持てないのです。
握力がない状態なのですが、子供なのでそれすらも分からず、皆もそうなのだと思い、ある日「体育の後は鉛筆が持てないね。」と友達に何となく訊いたのです。

友達はみんな不思議そうな顔をするばかりで、まともな返事はなく、「何か変なことを言っちゃったのかな?」と思ったのを今でも覚えています。

今思えば、それは筋無力症の症状の一つです。
疲労して脱力してしまい上手く動かすことが出来なかったのです。

そして動かさず休ませておけばまた元に戻った気がしていたので、その頃は特に気にもしていませんでした。

でもその「休めばまた何となく出来るようになる。」のも筋無力症の特徴なのです。


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