1歳の息子こたぷん
とある週末 1日目は雨で外で遊べなかったためストレス
2日目は晴れたものの 地面が濡れているためお外遊びは難しい
地面が濡れてるかなんて こたぷん理解できないので
リビングの窓から庭を指さして「ん」「ん」と
外で遊ばせろという合図を送ってくる
(たまに自分で靴下と靴を持ってきて、窓から脱走を試みようとします)
その日は仕方なく汚れる覚悟で 公園に向かってベビーカーを走らせる
道中 公園に行く方向に向きを変えると 「ん」と駅の方を指をさす
公園を諦めて電車を見て帰るコースかな? と、わたしは淡い期待を寄せる
しばらく電車が通り過ぎいくのを眺めていると
駅の改札を指さして「ん」 いやいや電車乗らないから改札は通らないよ
最近イヤイヤ期のこたぷん 当然思い通りにいかず騒ぎだす
(ほぼ無人駅なので、そこまでまわりの迷惑になってはいないかと)
諦めさせるためにきっぷ売り場の機械を
誰も居ないタイミングで ピポパポ ピポパポ させてみる
くどいぐらいやるので やっぱり突き放すとまた騒ぎ出す
次の予定までまだ時間があったので わたしはある決意をした
「一駅だけ乗って、そこから歩いて帰ろう」
改札をドヤ顔でピッとして スロープを通って駅のホームに立たずむ
とりあえず電車に乗って 一駅でおりる
ぞろぞろ人がいてベビーカーを走らせるのも一苦労
エレベーターを上ったり下りたりを繰り返し なんとか駅を脱出
そしてそのまま家に向かって歩き出す
朝おやつの時間だったので おやつを欲しがるこたぷん
こんなこともあろうかと常日頃から備えているのですよ
とドヤ顔のわたしは かばんから野菜家族(せんべい)を取り出す
おせんべいを両手に電車を眺めて 哀愁を漂わせるこたぷん
(せんべいは2枚入りで、わたしにとられると思ったのか
食べてないもう片方もしっかり握りしめてました)
まだまだ折り返し地点 つづく