誰かに話すほどじゃない気がする悩みほど、心に残る
「こんなことで悩むなんて、大げさかな」
「もっと大変な人もいるし、誰かに話すほどじゃないよね」
そう思って、そのまま胸の中にしまっていることはありませんか?
はっきりした理由があるわけではない。
大きな出来事があったわけでもない。
でも、なぜかずっと気になる。
ふとした瞬間に思い出して、少し気持ちが沈んだり、眠る前になると頭の中をぐるぐる回ったりする。
そういう小さなモヤモヤは、名前がついていないぶん、人に説明しにくいものです。
「何がつらいの?」と聞かれても、うまく答えられない。
自分でも何に引っかかっているのか分からない。
だから、話すことを諦めてしまうこともあります。
けれど、誰かに話すほどではないと思っている悩みほど、長く心に残ることがあります。
小さな違和感。
言われた一言。
なんとなく感じた寂しさ。
自分だけが気にしているように思える出来事。
それらは一つひとつは小さくても、少しずつ積み重なって、知らないうちに心を疲れさせていきます。
無理に理由を見つけなくても大丈夫です。
きれいに話をまとめなくても大丈夫です。
「なんとなくモヤモヤする」
「うまく言えないけど、ずっと気になる」
そのままの言葉でも、十分です。
話しているうちに、少しずつ自分の気持ちが見えてくることもあります。
答えを出すためではなく、ただ胸の中にあるものを外へ出す。
それだけで、少し呼吸がしやすくなることがあります。
誰かに話すほどじゃない。
そう思っていることも、あなたの中では確かに引っかかっていることです。
小さいから我慢しなくてはいけない、ということはありません。
名前のない疲れも、言葉にならないモヤモヤも、そのまま話して大丈夫です。
「こんなこと話していいのかな」と思うようなことほど、誰かに聞いてもらっていいのかもしれません。