自分ばかり聞き役になっていると感じたら

自分ばかり聞き役になっていると感じたら

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コラム
人の話を聞くことが嫌いなわけではない。

むしろ、困っている人がいたら放っておけなかったり、少しでも楽になってほしいと思ったりする。

だから気づけば、いつも聞き役になっている。

相手の悩みを聞いて、気持ちを考えて、言葉を選んで返して。

話が終わる頃には、相手は少しすっきりしている。

でも、自分の中には何かが残っている。

「私は、誰に話せばいいんだろう」

そんなふうに思うことはありませんか。

聞き役になることが多い人は、自分の話をするタイミングを逃しやすいです。

相手の方が大変そうだから。

今は自分の話をする空気ではないから。

こんなことを話しても困らせるだけかもしれないから。

そうやって、自分の気持ちを少しずつ後回しにしてしまいます。

けれど、聞いている側にも疲れる日はあります。

誰かの気持ちを受け止め続けていたら、心の中がいっぱいになることもあります。

それは冷たいわけでも、優しさが足りないわけでもありません。

ただ、自分の心にも置ける場所が必要なだけです。

いつも人の話を聞いている人ほど、自分の話をすることに慣れていないことがあります。

何から話せばいいのか分からなかったり、途中で「こんな話をしてごめん」と思ってしまったり。

でも本当は、きれいにまとめなくてもいいんです。

結論がなくてもいい。

同じことを何度話してもいい。

自分の中にたまっているものを、少しずつ言葉にしていくだけでも、心は少し呼吸しやすくなります。

いつも聞き役になっていると感じたら、たまには自分の気持ちを先にしてもいい。

今日は少し疲れた。

本当は寂しかった。

私だって、聞いてほしかった。

そんな気持ちを、自分の中でなかったことにしなくていいんです。

今度は、あなたが話していい番です。

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