1.相談者の情報
こちらは、相談者の基本情報を頂戴します。『補助金申請方針確認シート』と重なる内容もありますが、記入頂かなければ、どなたのシートか分からなくなってしまうので、ご容赦ください。
2.経営数値
次に、経営数値をご記入ください。これは、決算書・確定申告書を見て、数値を正確に入力して頂きたいです。なお、創業間もない場合などは、3年分記入する必要はありません。
3.主な経費
こちらも、決算書・確定申告書の『一般管理費』等の表を見て頂き、正確な数値を記入頂きたいです。従業員の給与については、変動する場合もあるかと思いますので、概算で問題ありません。
4.会社の方針
どんな会社なのか、どう成長していきたいのかなど、ご紹介くださいませ。ここの内容が充実していると、計画書なども書きやすいです。
5.主力商材の状況
主力商材を教えてください。
例えば、焼肉屋さん・ステーキ店。『A5黒毛和牛』というような、概要でご説明頂くケースも少なくありません。しかし、それではこちらにとって十分な情報ではありません。
『特上カルビ』『上カルビ』といった、実際に販売している商品・サービスと、その単価・原価などをご紹介頂きたいです。
6.運営状況
現在の運営状況を伺います。どんなところから仕入れていますか?外注は、どんなところに頼っていますか?どんなお客様が多くて、どういう経路でお問い合わせがきますか?簡単で構いませんので、現在の運営状況が分かるように、ご紹介頂ければと思います。
7.複数の事業を行っている場合の追加情報 ※対象となる事業者のみ
事業計画書は、補助金を申請する事業・店舗について考えればよいのではありません。会社全体の事業について分析・検討し、新規事業・新規投資が、会社にとってプラスになることを説明しなければなりません。
申請する事業以外の事業があれば、それに関する売上等。店舗が複数あれば、それらに関する情報も必要です。ご紹介頂ければ幸いです。
8.飲食店の場合の追加情報 ※対象となる事業者のみ
飲食店については、補助金の申請にあたって、『○○が弱いので、こういう部分を改善する』という方針で申請することが多いです。まずは、店舗の全体像を把握するために、客席数と属性別の売上を教えてもらいたいです。
さいごに
いかがだったでしょうか。内容が充実している方が、計画書も作りやすいですし、採択可能性も高められます。ただし、必要な情報は後から伺いますから、このシートを作成する時点では、ご負担にならない程度に、気楽に作成頂ければと思います。