こんにちは、人事のプロMSです。
私は約20年間、企業の人事として採用・評価・人材育成などに携わってきました。
現在も企業や個人のキャリア相談を受けながら、日々変化する「人材市場」を見続けています。
今日は、そんな経験から**「今の時代に合った会社選びの考え方」**をお話しします。
会社とは「労働の対価として給与を得る場所」
まず基本に立ち返りましょう。
会社とは「働いた対価として給与を得る場所」です。
その上で「ワークライフバランス」「スキルアップ」「給与額」など、
いくつかのバランスをどう取るかが大切になります。
私は「働き甲斐」や「楽しさ」だけを求めて仕事をしているわけではありません。
むしろ仕事とは、厳しく、つらい場面もあるものだと思っています。
楽しくて、成長できて、やりがいがあって、給与も高い――
そんな理想の仕事があるなら教えてください。私が転職します(笑)
自分のための「企業分析」をしよう
今はネットで給与水準や有給取得率などを簡単に調べられます。
ただし注意すべきは、口コミサイトの多くは退職者の声であること。
マイナス意見が多くなりがちなのです。
また、中小企業に転職を考えている人は財務諸表を見るのもおすすめ。
ただし、大企業ならそこまで神経質になる必要はありません。
大企業は「個人では読み切れない理由」で上下します。
つまり、数字だけで判断するのは危険なのです。
採用市場はこれから大きく変わる
数年以内に、採用の仕組みそのものが大きく変わると感じています。
理由はもちろん、AIの進化です。
「調べる」「資料を作る」といった若手の定番業務は、
すでにAIに置き換わり始めています。
プレゼン資料作成の時代も変わりつつあります。
さらに、採用選考にも影響が出るでしょう。
書類選考の自動化が進めば、学歴フィルターが復活する可能性もあります。
そして「若手中心の売り手市場」はいつまでも続きません。
むしろ今後は経験豊富なミドル・シニア層の再評価が進むでしょう。
もし今、私が会社を選ぶなら
もし今の自分が再び会社を選ぶなら――
正直、安定性を最優先に考えると思います。
例えば、公務員。
給与は少し劣っても、ライフワークバランスが取れるのは魅力です。
副業や投資で資産を築くことも視野に入れます。
今は「給与が高い本業が最強」と思いますが、
これからはそれだけでは通用しなくなるでしょう。
「安定した本業+個人のスキルや資産形成」
これがこれからの時代のスタンダードになると感じています。