観葉植物を枯らすのが怖いあなたへ。「自分の命」を重ねて苦しまないための心の処方箋

観葉植物を枯らすのが怖いあなたへ。「自分の命」を重ねて苦しまないための心の処方箋

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コラム
お部屋に置いた小さな観葉植物。最初は「緑のある暮らしをしよう」とワクワクして迎えたはずなのに、ふと葉の色が落ちたり、元気がなくなったりする姿を見ると、なんだか胸が締め付けられるような気持ちになりませんか?

「ああ、私の世話の仕方が悪かったんだ」

「私のエネルギーが枯れてしまったから、この子もダメになったのかもしれない」

そんなふうに、植物の状態と自分自身の内面を重ね合わせて、深い恐怖や罪悪感を感じてしまう。そんな経験、ありませんか。

心理カウンセラーとして、日々たくさんの方と向き合っていると、こうした「自分と周囲のものを同一視してしまう」というお悩みに触れることがよくあります。

観葉植物が枯れることは、決してあなたの人間としての価値が枯れることや、あなたの生命エネルギーが衰えていることの証明ではありません。

そもそも植物というのは、光や風、湿度、そして季節の変化といった、私たち人間にはコントロールできない無数の環境要因に影響を受けて生きています。

もちろん、お水をあげるタイミングや場所の選び方も大切ですが、それ以上に「その植物が、その時の環境と合っていたかどうか」という相性やタイミングがとても大きいのです。

それなのに、私たちはつい「植物が弱った=私の責任だ」「私のエネルギーのせいだ」と、自分の心にまで責任を背負い込んでしまいます。

これこそが、あなたがどれだけ繊細で、周囲に対して優しく、責任感の強い方であるかの証拠でもあります。

誰かの痛みを自分のことのように感じたり、自分以外の存在の行く末にまで心を配ったりできる。それはとても美しい感性です。

でも、その優しさが、ときにはあなた自身の心を追い詰めてしまう刃になってしまうこともありますよね。

もし、今お部屋にある植物が元気がないなら、まずは自分自身にこう声をかけてあげてください。

「この子は今、少し休みたいタイミングなんだね」

「私も同じように、疲れたら休んでいいんだよ」

植物をケアするように、自分のこともケアしてあげてほしいのです。

あなたが毎日、精一杯生きて、笑ったり泣いたりしている。そのこと自体が、何よりも素晴らしいエネルギーです。

植物が枯れたら、それはあなたが悪いのではなく、ただその植物との「縁の形」が一度終わっただけ。また新しい出会いがあれば、その時に一番心地よいお付き合いを始めればいいだけのことなんです。

どうか、植物の命と自分の命を切り離して考えてみてくださいね。

あなたが今日も、自分自身のエネルギーを大切に、穏やかな気持ちで過ごせますように。

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