初めて訪れた場所のはずなのに、なぜか前に一度来たことがあるような気がする……。
そんなデジャブのような不思議な感覚を経験したことがある方は、きっと少なくないですよね。
でも、ときどきそのデジャブをすっかり通り越して、言葉にできないほどの愛おしさや、懐かしさで胸がいっぱいになって、思わず涙がこぼれそうになる瞬間ってありませんか。
見覚えのない景色のはずなのに、風の匂いや、夕暮れの光の差し方が、どうしようもないくらいに懐かしい。
まるで、ずっと探していた大切な場所にようやく帰ってきたかのような、そんな温かくて切ない気持ちです。
僕は、こうした理屈では説明できない心の揺れ動きは、とても尊くて美しいものだと考えています。
もしかしたら、それはあなたの細胞や、もっと深いところにある記憶が、その場所の空気と共鳴しているからなのかもしれません。
あるいは、忙しい毎日の中で少しだけ置き去りにしてしまっていた「本当のあなた」が、その景色を見てホッと安心したサインなのかもしれないですね。
涙が出そうになるのは、心がそれだけピュアで、感性が豊かな証拠です。
何か悲しいことがあったわけでもないのに流れる涙は、あなたの心が「ここにいていいんだよ」と、優しく解きほぐされている証拠なのだと僕は思います。
もしもそんな不思議な懐かしさに包まれたときは、どうかその感覚を否定せず、ただただ心地よく浸ってみてください。
その場所が、これからのあなたにとって、いつでも心のエネルギーをチャージできる特別なお守りのような場所になってくれるはずです。
あなたの心がいつでも穏やかで、優しいお布団に包まれているような安心感で満たされますように。
心理カウンセラーのうさぴょんより、心を込めて。