「この人を救えるのは私だけ」という沼。繊細さん(HSPさん)が自分を守るための心の境界線

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コラム
ふとした瞬間に、相手の孤独や深い闇に触れて、「私がなんとかしてあげなきゃ」と胸が締め付けられることはありませんか?

特に感受性が豊かで、相手の痛みを自分のことのように感じ取ってしまう繊細さん(HSPさん)にとって、ボロボロになっている誰かを放っておくのは、自分の心を引き裂かれるよりも辛いことかもしれません。

でも、その優しさが、いつのまにかあなた自身を底なし沼に引きずり込んでしまっているのだとしたら……。

心理カウンセラーとして、これまで多くの女性たちの心の葛藤に触れてきましたが、この「救済者」という役割を背負ってしまう苦しみは、本当に深いものだと僕は感じています。

相手の欠点や影が濃ければ濃いほど、あなたの共感力は強く反応してしまいますよね。

「この人の本当の良さを知っているのは私だけ」 「私が見捨てたら、この人はもう生きていけないかもしれない」

そんな風に、使命感のような、切ない愛情のような不思議な感覚に包まれてしまう。

でもね、僕は思うんです。

もし、あなたが相手を救おうとして一緒に沈んでしまっているのなら、それはもう「支え」ではなく「共倒れ」になってしまっているサインかもしれません。

深い闇を抱えた人を救おうとする時、私たちはつい自分のエネルギーをすべて相手に注ぎ込んでしまいます。

けれど、相手の抱える問題や闇は、本来その人自身が向き合い、乗り越えていくべき大切な課題でもあるんですよね。

あなたがどれだけ身を削って光を当てようとしても、相手が自ら歩き出そうとしない限り、その沼から抜け出すことは難しいのです。

僕は、あなたが「冷たい人」になる必要はないと思っています。

ただ、相手と自分の間に、ふんわりとした透明なカーテンのような「境界線」を引いてみてほしいんです。

「あなたの悲しみはわかるけれど、それはあなたの人生。私の人生は、私が幸せになるためにある」

そう自分に言い聞かせることは、決して自分勝手なことではありません。

あなたが自分自身の足でしっかり立って、明るい場所で呼吸をしていなければ、本当に誰かを照らすことなんてできないからです。

繊細なあなただからこそ、人一倍、愛を注ぎたいと思うのでしょう。

でも、その愛をまずは、ボロボロになるまで頑張りすぎてしまった「自分自身」に向けてあげてください。

「私が救わなきゃ」という重い荷物を一度そっと下ろして、深呼吸してみませんか?

あなたは誰かの身代わりになって傷つくために生まれてきたわけではないのですから。

少しずつで大丈夫です。

まずは自分を一番大切にする、その許可を自分に出してあげてくださいね。

心理カウンセラーとして、僕はいつでもあなたの味方ですし、あなたの心が少しでも軽くなることを心から願っています。


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