「ごめんね」を言わせない優しさが、自分を苦しめていませんか?繊細さん(HSPさん)が陥りやすい「先回り」の罠

記事
コラム
「あ、この人、今申し訳ないって思ってるな」

そんな相手の心の揺れを、言葉にしなくても敏感に察知してしまうのが繊細さん(HSPさん)の素晴らしいところですよね。

でも、その優しさがゆえに、相手が「ごめん」と言う前に「いいよ、全然気にしてないから!」と、食い気味に許してしまったことはありませんか?

実はこれ、心理カウンセラーとして多くの相談に乗ってきた僕から見ると、とっても切ない「先回り」なんです。

相手に罪悪感を持たせたくない。空気が悪くなるのを避けたい。嫌われたくない。

そんな健気な思いからくる行動なのですが、実はこれ、無意識のうちに「相手の役割」を奪ってしまっていることがあるんです。

本来、何かミスをしたり傷つけたりしてしまったとき、人は「ごめんね」と謝ることで、自分の過ちを認め、反省し、関係を修復しようとします。

でも、その言葉を口にする前に許されてしまうと、相手は「反省する機会」も「責任を取る機会」も失ってしまうんですよね。

僕はこの現象を、心の「新陳代謝」が止まってしまう状態だと思っています。

あなたが自分のモヤモヤをグッと飲み込んで、「いいよ」と笑顔で蓋をしてしまう。

そうすると、あなたの心には消化しきれなかった「悲しみ」や「怒り」が澱のように溜まっていきます。

一方で、相手の方は「謝らなくても許された」という中途半端な感覚だけが残り、あなたの本当の痛みに気づくことができません。

「私はこんなに傷ついたんだよ」と自分の気持ちをぶつける機会を自ら消し去ってしまうことは、自分自身の心を置き去りにすることと同じなんです。

繊細なあなたは、きっと「私が我慢すれば、丸く収まる」と考えてしまいますよね。

でも、本当の信頼関係って、お互いに「ごめんね」と「悲しかったよ」を交換し合えることだと僕は思うんです。

相手が「ごめん」と言おうとしているときは、勇気を出して、その言葉を最後まで待ってみませんか?

そして、すぐに「いいよ」と笑うのではなく、「実は、ちょっと悲しかったんだ」と、あなたの素直な心を見せてあげてほしいんです。

それは決して「わがまま」ではありません。二人の絆をより深く、本物にするための大切なステップです。

あなたが一人で抱え込まずに、相手と一緒に「痛み」を分け合えるようになれば、人間関係はもっと軽やかで優しいものに変わっていきますよ。

あなたは、もう十分に周りを気遣って頑張ってきました。

これからは、相手に「謝る権利」を返してあげて、自分の心を守ることを一番に考えてあげてくださいね。

心理カウンセラーとして、僕はいつでもあなたの味方です。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら