せっかく予約したお店。楽しみにしてきたはずなのに、いざ席についてみたら想像以上に周りが賑やか。
「あぁ、もっと静かなお店を選べばよかった」 「彼女、このうるささで不快に思ってないかな?」
そんな風に、相手の顔色や空気ばかりが気になって、肝心の会話が右から左へ抜けていってしまう……。
そんな優しいあなたに、心理カウンセラーのうさぴょんがお話しさせていただきますね。
僕は、これまで多くの繊細な方々の心に触れてきました。
その中で感じるのは、あなたが「申し訳ない」と思うその気持ちは、それだけ相手のことを大切に想っている証拠だということです。
でもね、あまりに自分を責めすぎて、目の前の時間を楽しめなくなってしまうのは、少しもったいないなと僕は思うのです。
繊細さんにとって、音の刺激というのは私たちが想像する以上にエネルギーを消耗するものです。
周りの笑い声、食器の音、BGM。それらがすべて、ダイレクトに脳に飛び込んでくる。
それに加えて「相手に悪いことをした」という罪悪感が押し寄せたら、もう心はパンクしてしまいますよね。
会話が頭に入ってこないのは、あなたが不誠実だからではありません。
あなたの脳が、それだけ一生懸命に「周りの状況」と「相手の感情」を分析して、守ろうとしているからなんです。
そんな時、僕は少しだけ肩の力を抜いてみてほしいなと思います。
実は、あなたが気にしているほど、相手は「お店のうるささ」であなたを嫌いになったりはしません。
むしろ、あなたがオドオドして元気がない姿を見て、「何かあったのかな?」「楽しくないのかな?」と心配しているかもしれません。
もし、どうしても気になって仕方がなくなったら、正直にその気持ちを言葉にして伝えてみるのも一つの方法ですよ。
「ごめんね、思ったよりガヤガヤしていて、あなたの声を聞き漏らしたくなくて、ちょっと緊張しちゃってるんだ」
そんな風に、あなたの「大切にしたい」という気持ちを添えて伝えてみてください。
きっと相手は、「そんなに私のことを考えてくれていたんだ」と、あなたの優しさに触れて、もっとあなたのことが好きになるはずです。
完璧なお店選びができることよりも、あなたが隣でリラックスして、ニコニコ笑っていること。
それが相手にとって一番のプレゼントになるのだと、僕は信じています。
あなたは、今のままで十分に素敵な人です。
あまり自分に厳しくしすぎず、その繊細で優しい感性を大切にしていってくださいね。
心を込めて。